アナログとデジタルを繋ぐ「スマートライティングセット」|MOLESKINE
MOLESKINE|モレスキン
アナログとデジタルを繋ぐ「スマートライティングセット」
モレスキンは、スマートフォンやタブレット専用のアプリケーションと同期し、手書きのメモやスケッチを瞬時にデジタル化するノートブックとペンのセット「スマートライティングセット」を発売した。
Text by ORITO Shigenobu(OPENERS)
手書きのアイデアをデジタル化する事で深める
ノートというシンプルなプロダクトで、歴々の芸術家、そして現代ではビジネスマンを魅了する、欧州のマルチカテゴリーブランド「MOLESKINE(モレスキン)」。このたび、手書きのメモやスケッチを瞬時にデジタル化するノートブックとペンのセット「スマートライティングセット」を発売した。ノートに筆記した文字、スケッチをデジタル化、あとで簡単に編集やシェアができるという画期的なツールだ。
このスマートライティングセットは、ペン先に赤外線カメラを搭載したコンパクトな「Pen+(ペン+)」、専用のドット方眼レイアウトのノートブック「Paper Tablet(ペーパータブレット)」、書いたメモやスケッチの保存・編集・エクスポートが行える専用アプリケーション「Moleskine Notes(モレスキンノーツ)」「Neo Notes(ネオノーツ)」からなる。ペーパータブレットにペン+で書いたものが、モレスキンノーツまたはネオノーツによってデジタルのデータとして保存されるという。
「ペン+」は紙に書き込んだ内容をデジタル化、そのままBluetooth接続されたスマートフォン内に保存する。スマートフォンを持っていないときに筆記された内容は、ペン+の内臓メモリが記録。アプリケーションと接続されたさにシンクされる。また、このペンの芯には市販のD1標準タイプを使っているため、インクが切れたら簡単に取り替えることができる。
対となる「ペーパータブレット」には、NeoLAB Convergence社が特許をもつ、紙に書いたものをデジタルデータとして保存できる「Ncode™ テクノロジー」を採用。ノートにドット状で印刷されたNcodeを、ペン+に搭載された赤外線カメラが読み取り、どのページのどの位置に書いたかを認識する。またページ右上にはメールのマークが描かれており、このマークにチェックマークを書き込むと、ペン+で書いたデジタルデータをすぐにシェアできる。
ペーパータブレットに書いたアイデアは、iOS用のアプリケーション「モレスキンノーツ」、またはAndroid OS向けの「ネオノーツ」を使って操作が可能。手書きデータとデジタルデータの両方をアップロードでき、テキストデータやPDFといったファイル形式へのエクスポート、データの編集や文字列の検索などもできる。また、Google DriveやEvernoteを含むさまざまなストレージサービス、デバイス間でデータをシェアすることも可能だ。
スマートライティングセットは、東急ハンズ新宿店「モレスキン アトリエ」、モレスキンオンラインストアにて先行発売中。一般発売は同年5月20日(金)からとなる予定だ。
スマートライティングセット
価格|2万6100円(税抜)
一般発売日|2016年5月20日(金)
付属品|使用説明書、ペン+充電用USBケーブル1本、ペン用替え芯1本
販売先|全国のモレスキン取り扱いショップ(5月20日以降)
※先行販売は、東急ハンズ新宿店「モレスキン アトリエ」、モレスキンオンラインストアのみ
ペーパータブレット
カラー|ブラック
サイズ|約H210×W130×D180 mm
その他の仕様|拡張ポケット1枚、栞ひも1本、ゴムバンド1本
ペン+
サイズ|約H156×Φ11.8 mm
その他の仕様|内蔵メモリ:90MB、送受信周波数:2402~2480MHz、充電時間:約2時間、連続使用時間:約5時間
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