SONY α|NEXシリーズに新機種2機登場!
SONY α|ソニー アルファ
小型ミラーレス一眼「NEX」シリーズに新機種が登場!
昨年6月の発売以来、小型ボディに大型の本格レンズというこれまでにないユニークな出で立ちで、人気を博したソニーのNEXシリーズ。ソニーは8月24日、その後継機となる「NEX-5N」、そして「NEX-7」を発表した。
Text by OPENERS
現行モデルを大きく上回る2430万画素
確立しつつある小型ミラーレスの市場でこの秋、PENTAXからは「Q」、オリンパスPENからは「PEN mini」とさらなる小型化を図った新機種が登場する。そんななか、ソニーのNEXシリーズからは、より本格志向の強い新製品が投入される。
11月11日発売予定の「NEX-7」は、これまで外付けだったビューファインダーを内蔵するほか、2430万画素という高画質を誇る本格仕様。ミラーレス一眼の課題といわれていたオートフォーカスも大幅に改善され、0.02秒というレリーズタイムラグを実現した。上面に2つ、背面に1つ、計3つのダイヤルを配置し、露出やホワイトバランス、ISOなどの操作性も向上している。ビューファインダー同様、外付けだったフラッシュも、ポップアップ式というかたちで内蔵された。
「NEX-5N」は現行の「NEX-5」とほぼおなじデザインを踏襲。おもなバージョンアップは、画素数が1420万から1610万画素へアップ、タッチパネル液晶モニターの採用など。また、あらたに発売される高精細・高コントラストのXGA有機EL搭載外付けビューファインダーにも対応する。短焦点レンズE16mmのみ対応の現行ビューファインダーにくらべ、活用の幅が格段に広がる。
NEX愛用者待望のEマウントレンズも3本登場!
そしてNEXシリーズ愛用者にはうれしいEマウントレンズ(NEX専用のレンズ)も3本、あらたに発売される。これまで、短焦点、ズームレンズ2種類、マクロレンズの計4本のみだったEマウントレンズ。別売りのマウントアダプタを介せば多種多様のAマウントレンズを使用できたとはいえ、オートフォーカスの遅さや手ぶれ補正が効かない点などで問題点があった。
今回登場する3本は、「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」、「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA」、「E 50mm F1.8 OSS」。E55-210mmは、210mmまでカバーする望遠ながら価格も4万4100円と良心的。E24mmは、Eマウント初のカールツァイスレンズ。新規光学設計によりすみずみまでシャープで高い解像感を誇る。Eマウント3本目の短焦点レンズE50mmは、F1.8の大口径レンズでは初という光学式手ブレ補正機構を搭載。暗いシーンでの手持ち撮影に強いという。
Eマウントレンズはさらに、2012年までに3本追加される予定だ。
Eマウントレンズ
左|Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA 10万3950円 12月発売
中|E 55-210mm F4.5-6.3 OSS 4万4100円 10月発売
右|E 50mm F1.8 OSS 3万6750円 12月発売
ソニー α Eマウントシリーズ
http://www.sony.jp/ichigan/index-e.html