PRODUCTS|5年目を迎えるリヤドロの雛人形
ひな祭りも、端午の節句も、2010年の新作デビュー
5年目を迎えるリヤドロの雛人形
スペインを代表する磁器アートブランド「リヤドロ」の雛人形は2006年の登場以来、日本の伝統行事に新たな旋風を巻き起こし、毎年完売を記録。“現代の雛人形” として定着してきている。初登場から5年目の2010年、待望の第2弾が世界限定3500点でデビュー。さらに、端午の節句向けの新作「若武者(Blue)」も新登場。
雛人形、若武者、兜、大人も楽しめる品と格
日本の伝統文化に着実に浸透している業績が認められ、海外ブランドとして初めて社団法人 日本人形協会に登録されたリヤドロジャパン。2010年2月に佐賀県有田町で開催される第6回「有田雛(ひいな)のやきものまつり」のメイン展示に招聘されるほか、2010年の京王プラザホテルのロビーフロアでの節句ディスプレイにも採用され、ますます日本文化に浸透してきている。
近年は、初節句とは別に、未婚女性や子離れしたシニア世代の女性が自分用に購入することも多く、新しい節句の楽しみ方としてスタイリッシュでモダンなリヤドロの雛人形による「マイひな人形」が注目されている。
2010年の新作雛人形は、専門家と共同開発のもと、より日本の伝統に忠実に、“日本の美”を追求。世界中で高い評価を得ているリヤドロの技術の粋を尽くし、熟練の職人によりひとつひとつ丁寧に手づくりされている。また、前作よりひとまわりコンパクトになり、スペースを選ばないのも魅力。
前作の淡い色彩の雛人形にくわえ、2009年にデビューしたシンプルな立雛、ぼんぼりセット、今季新たにリヤドロの依頼で人形の老舗「久月」が製作協力した専用のバックボード(漆塗り)など、バラエティ豊かな品揃えにも注目したい。
さらに、他に類を見ない五月人形として、登場以来、リヤドロを代表する大人気の作品となり、わずか3年で限定数完売となった前作につづいて、2010年に待望の新作「若武者(Blue)」が新登場。高貴さを表す青い兜と大鎧は平安時代のスタイルで、まだあどけなさの残る少年が重い武具を纏い、まっすぐに前を見つめる様は頼もしくも微笑ましい限り。
また、日本のもっとも優美な時代の兜とされる南北朝・室町時代の代表的な筋兜(すじかぶと)のスタイルのリヤドロ初の本格「兜」作品も2010年にデビュー。リヤドロのモチーフによく見られる鳥や花々のデザインも施され、日本文化とリヤドロの融合が感じられる作品が完成した。
リヤドロブティック銀座本店
Tel. 03-3569-3377
http://www.lladro.co.jp/