フェラーリ、従業員の家族やサプライヤーの抗体検査を実施|Ferrari

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2020年6月9日

フェラーリ、従業員の家族やサプライヤーの抗体検査を実施|Ferrari

Ferrari|フェラーリ

「バック・オン・トラック」プログラムが第2段階に

フェラーリは、新型コロナウイルスで停止していた生産を再開するにあたり、スタッフの健康を守るための「バック・オン・トラック」プログラムの第2段階を6月9日から導入。従業員の家族や社内で活動するサプライヤーの抗体検査などを行うことを発表した。

Text by YANAKA Tomomi

フィオラノ・サーキットにドライブスルー検査場を設置

新型コロナウイルス感染症の影響で停止していた生産を5月4日から再開させたフェラーリ。すでに従業員に向けては“立ち直る”“復帰する”などを意味する「バック・オン・トラック」プログラムが導入されてきた。
そして、新たに第2段階に入り、従業員の家族や、フェラーリ社内で活動するサプライヤーまで広げることを発表した。
検査はフィオラノ・サーキットに約1,000平方メートルの特設テントを設営し、ドライブスルー形式で実施。従業員約4,000人と同居する数千人の家族をそこに迎え、医師や医療従事者が抗体検査を実施する。
この抗体検査は任意で行われ、さらなる調査が必要な場合には咽頭をぬぐうPCR検査も可能。検査は数分で終わり、検査の対象者がクルマを離れる必要はないという。
プロジェクトの第2段階ではさらに約1万8,000人が加わり、これにより“フェラーリ・コミュニティ”全体に診断対象を拡大できるそう。
検査により得られたデータは、プログラム全体の情報とともに、フェラーリの本拠地エミリア・ロマーニャ州と共有され、役立たせられる予定だ。
問い合わせ先

フェラーリ
https://auto.ferrari.com/

                      
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