LANDROVER FREELANDER 2|ランドローバー フリーランダー 2 新型発売
LANDROVER FREELANDER 2|ランドローバー フリーランダー2
折り紙つきの新型SUVが登場
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、エクステリアのスタイリングと装備を改良した「新型フリーランダー2」を、2011年1月8日より、全国のランドローバー正規ディーラーをつうじて発売開始する。
文=松尾大写真=ジャガー・ランドローバー・ジャパン
ランドローバーらしい存在感が増した
イギリス王室をはじめ多くのセレブリティに愛されてきたレンジローバーをはじめ、プレミアムSUVの名門として、多くの本格的4輪駆動モデルを輩出してきたランドローバー。1997年に世に誕生したプレミアムコンパクトSUV「フリーランダー」は、SUVマーケットのあたらしいセグメントに挑戦し大好評を博したモデル。
そのあと、2007年6月には2代目となる「フリーランダー 2」を日本で発売。コンパクトSUVクラス初の横置きレイアウトを実現した新型直列6気筒3.2リッターエンジンの搭載により、すぐれた動力性能と安全性、広い室内スペースを実現している。
また、オフロードでのドライビングにかんするノウハウを知り尽くしたランドローバーが独自に開発した「テレインレスポンスTM」を標準装備。このテレインレスポンスTMは、4つの路面状況のなかから最適なドライブモードを選択することができるというもの。前後のトルク配分、トラクションコントロール、アンチスピンデバイスといった電子制御の介入度合いなどを個別に設定。シフター前に置かれたダイヤルを回してモードを選択する。オンロード用の「通常走行」のほか、後輪の駆動力を高める「草/砂利/雪」モード、低いギアを優先してつかう「泥/轍」モード、前後輪に均一したトルク配分をおこなう「砂地」モードという内容となっている。エントリーモデルとしての親しみやすさをもちながらも、充実した機能を備えてるだけに、これまでにも高い評価を得てきた。
フリーランダー2が2007年のフルモデルチェンジ以来はじめてとなる大きな変更、改良をおこなった。ひと目でわかるのが、フォグランプベゼルを組み込んだ新デザインのフロントバンパーとフロントグリル。全体的なプレミアム感を高め、他のランドローバーモデルとのデザインの統一が図られている。また、テールランプ内側のレンズをクリアに変更したことで周囲のブラックとのコントラストが強調されて鮮明度がアップ。ドアハンドル、ヘッドランプパワーウォッシュ、ドアミラーキャップもボディと同色で統一したことで、一層洗練された雰囲気を醸し出している。また、上級モデルであるHSEには、新デザインの19インチアロイホイールを採用するなど、これまでと比較してもかなり上質なイメージを演出しているという。
インテリアに目を移すと、電動調整式シートのスタイリングを変更。あらたにナポリレザーシートを採用し、トリムフィニッシャーは4種類用意されているという。さらにHSEモデルで選択可能なプレミアムパックオプションには、ウインザーレザーの電動調整式シート(運転席8ウェイ/助手席6ウェイ)や、プレミアムカーペットマットなどが設定されている。
車両本体価格は、「フリーランダー2 3.2 i6」が434万円、上級モデル「フリーランダー2 3.2 i6 HSE」は584万円となっている(プレミアムパックオプションはプラス16万円)。
また、ランドローバーの車両本体価格には「CO2オフセットプログラム」の金額がふくまれている。このプログラムは、カーボンオフセットプロバイダーのクライメート・ケア社の運営のもと、すべての新車において、最初の走行距離72,000km分のCO2排出量を相殺するというもの。オフセットプログラムのバリューに相当する金額があらかじめ車両本体価格に組み込まれている。
CO2オフセットとは二酸化炭素を削減するプロジェクトに資金を提供することで、みずからが排出した二酸化炭素を相殺し、二酸化炭素の排出を実質ゼロにするというもの。ランドローバーは、このプログラムを通じて中国の風力発電プラントやタジキスタンの水力発電機などのオフセットプロジェクトを実施しているのだという。
ランドローバーコール
0120-18-5568