BMW 第42回東京モーターショー2011の概要を発表
BMW│ビー・エム・ダブリュー
第42回東京モーターショー2011
アクティブハイブリッド5がワールドプレミア
ビー・エム・ダブリューは、12月3日(土)から11日(日)まで東京ビッグサイトで開かれる「第42回東京モーターショー」への出展内容を発表した。
文=谷中朋未
ハイブリッド車第3弾となる「アクティブハイブリッド5」を世界初披露
今回の東京モーターショーでワールドプレミアされるのが「5シリーズ」のハイブリッドセダン「アクティブハイブリッド5」だ。
BMWによるハイブリッド車第3弾となる「アクティブハイブリッド5」は、直列6気筒のガソリンエンジンと、電気モーターを搭載。トランスミッションは8段オートマチックで、バッテリーは高出力リチウムイオンバッテリーが組み込まれ、好効率なエネルギーマネジメントを実現した。
エンジンのみでの最高出力は225kW(306ps)、電気モーターのみで40kW(55ps)の出力を発揮し、トータルでの最高出力は250kW(340ps)となっている。ちなみに、最高速度60km/hまではゼロエミッション走行も可能だとしている。環境性能にかんしては、燃費6.4ℓ/100kmと、BMW535iセダンと比較しても約20パーセントも向上し、CO2排出量も149-163g/kmに抑えられている。
日本に初投入されるディーゼル・モデルがジャパン・プレミア
また、3リッター直列6気筒のディーゼルエンジンを搭載した、BMWが日本に初投入するディーゼルモデル「X5xDrive35d」もジャパンプレミアとなる。パワートレインは、最高出力180kW(245ps)を誇り、540Nmの最大トルクは1,750-3,000rpmという幅広い回転域で発揮する。
同車は、排出ガスをクリーンにするため、ディーゼル微粒子フィルターと酸化触媒コンバーターにくわえ、尿素噴射による「AdBlue」システムを搭載。尿素を噴射することで、排出ガス中の窒素酸化物(Nox)を窒素と水蒸気に変換し、窒素酸化物の濃度の低減を可能にした。
このほかにも、ツインパワー・ターボ・テクノロジーをもちい、新世代の直列4気筒エンジンを搭載した「X1xDrive20i」や、新型「1シリーズ」「6シリーズ クーペ」「アクティブハイブリッド7」、そして詳細は明らかにされていないが、コンセプトモデルも出展が予定されている。
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