ラグビーワールドカップをサポートするランドローバー|Land Rover
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2014年12月29日

ラグビーワールドカップをサポートするランドローバー|Land Rover

Land Rover|ランドローバー

世界15カ国をめぐるラグビーワールドカップトロフィーツアーを開催

ラグビーワールドカップをサポートするランドローバー

来年イギリスで開催される「ラグビーワールドカップ 2015」に先立ち、優勝トロフィーが世界15カ国を巡る「ラグビーワールドカップ・トロフィーツアー」が開催された。その最初の訪問地に選ばれたのは、ここ日本。サポーターを務めるランドローバーとともに、トロフィーツアーに塩見 智氏が同行した。その模様をお届けする。

Text by SHIOMI Satoshi

サッカーではない、ラグビーのワールドカップ

「ワールドカップ」といえば、ほとんどの人がサッカーのFIFAワールドカップをおもい浮かべるだろう。確かに、ワールドカップという言葉をいわゆる世界選手権の名称として最初に使った競技はサッカーだし、サッカーのワールドカップが圧倒的に知名度が高く、商業的規模もダントツで大きい。

しかし、ほかの競技にもワールドカップはある。例えばラグビーもそのひとつだ。ラグビーワールドカップは1987年に第一回が開かれて以降、どんどん規模を拡大しており、いまでは、“4年に一度モノ”のスポーツイベントとしては、FIFAワールドカップ、オリンピックに次ぐ規模に成長しつつある。

前回のラグビーワールドカップは2011年に開催された

ちなみに、ほかのビッグイベントと開催年が被らないよう配慮されていて、夏季オリンピックの前年で、冬季オリンピック、FIFAワールドカップの翌年に開かれる。

今年のFIFAワールドカップはつい先日開幕した。ということは、ラグビーワールドカップはその翌年の2015年に開催される。開催地は1991年以来のイングランド(ラグビーもサッカー同様、英国はイングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズに分かれている)だ。

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世界15カ国をめぐるラグビーワールドカップトロフィーツアーを開催

ラグビーワールドカップをサポートするランドローバー (2)

ウェブ・エリス・カップの最初の訪問国は日本

開催を1年後に控えた今年5月、ラグビー人気の高い国では期待感を高めるため、必ずしもラグビーの知名度や人気が高くない国では認知度の向上を目的に、優勝杯である「ウェブ・エリス・カップ」が世界15カ国をめぐるラグビーワールドカップトロフィーツアーが、はじめて開かれた。ランドローバーとDHLが同ツアーのワールドワイドパートナーを務める。ランドローバーが各国内の陸路を担い、DHLが空路を担う。

“英国発祥つながり”という理由だけではないのだろうが、長年、ラグビーワールドカップのみならず、世界各国のラグビーのリーグやチームをサポートし続けるランドローバー。今回のツアーでは、車両を提供するだけにとどまらず、ランドローバーの高い走破性を発揮し、訪問国・地域にある名所や“誰も訪れたことのない場所”へトロフィーを連れ出す「The Least Driven Path」を実施する。

ウェブ・エリス・カップの最初の訪問国は日本。次の次、2019年のラグビーワールドカップ開催国だからだ。アジア初開催となる。5月22日、トロフィーは成田空港に到着。そのまま、昨年世界遺産に登録されたばかりの富士山周辺へと運ばれた。

途中我々メディアも合流し、未舗装で、通常の乗用車にとっては大変な悪路ではあるものの、レンジローバー・シリーズやディスカバリー4にとってはなんでもない山道を通って、霊峰、富士山を一望できる場所へと到達した。

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世界15カ国をめぐるラグビーワールドカップトロフィーツアーを開催

ラグビーワールドカップをサポートするランドローバー (3)

8大会連続8回目のラグビーワールドカップへの出場が決定

その後、一行は茅葺き民家が立ち並ぶ西湖いやしの里根場(ねんば)へ移動。ラグビーワールドカップ2019アンバサダーであり、ランドローバーのブランドアンバサダーにも就任した元ラグビー日本代表の大畑大介さんが、近くのグラウンドで地元小学生を相手にラグビー教室を開いて交流した。

日本昔ばなしに出てきそうな民家と最新のランドローバー各車が対照的な中、大畑さんは「僕らの現役時代を見ていてくれた世代が今代表として頑張っています。そして今の代表の姿を子供たちが見て、その中の誰かが19年の日本大会で活躍してくれるでしょう。ラグビーは人がボールを繋ぐスポーツですが、世代も繋いでいるんだと思います」と、5年後の日本でのワールドカップ開催への思いを語った。

また、ランドローバーのプロダクトについて「悪路も含めて運転させていただきましたが、ただ身を委ねて運転しているだけで最高の性能を得られるクルマだと感じました。伝統的なブランドと聞きましたが、常にその時代の最新のテクノロジーが盛り込まれているそうで、伝統を守るっていうのは進化し続けることなんですね」と大畑さん。短時間の試乗でランドローバーの本質的な魅力を感じ取っていた。

トロフィーツアーの日本最終日となる25日、建て替えが決定している国立競技場での最後の公式戦となるラグビーワールドカップ2015アジア地区最終予選を兼ねたアジア五カ国対抗戦で、日本代表は49対8で香港代表を撃破。8大会連続8回目となるラグビーワールドカップ2015への出場を決めた。

今後、トロフィーは大会が開催されるイングランドへ到達する15年夏までに、オーストラリア、フィジー、マダガスカル、ケニア、南アフリカ、アルゼンチン、ウルグアイ、香港、中国、ニューヨーク、ドバイ、イタリア、ドイツ、ルーマニア、フランスを巡る。世界各国・地域の名所でランドローバーによって運ばれたトロフィーの姿が見られるはずだ。

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