藤原美智子が語る「今年は自分に真摯に向き合いたい」|INTERVIEW(2)
BEAUTY INTERVIEW (2)
藤原美智子が語る「今年は自分に真摯に向き合いたい」
OPENERSのBEAUTYカテゴリーで毎月エッセイを連載中の藤原美智子さんのインタビュー2回目は、前回の「三日坊主の克服法」の延長線上にある、2015年の目標を宣言!
Photographs by HARA EmikoText by KAJII Makoto (OPENERS)
やることは毎日やればいいんだ!
一昨年(2013 年)まで、ランニング週2回、ストレッチ週4回、ヨガ週3回など、メニューを細かく決めて、それを2~3年実践しました。でも、これじゃダメということに気づいたんです。
メニューや回数を決めずに、毎日の歯磨きや洗顔のように毎日やればいいんだと。それで、去年一年間、ヨガ、セラトニン瞑想、ストレッチなど、やりたいことは毎日やると決めたら、毎日やれたんです。決めたら、何とか時間をみつけてできちゃうものなんですね。それに毎日したほうが、簡単に習慣になる。これは自分にとってはあらたな体験でした。
成果が出るように真摯に向き合おう
それを踏まえて、今年は「成果が出るようにやろう」というのが目標です。今までは、つづけることを目標にしていたんですが、それは克服できたので、つぎは結果を出したいな、と。たとえば、ヨガなら「あんなポーズができたらいいなー」というものに挑戦して、できるようになりたいですね。
美容は、私のそうした好奇心の延長線上にあるものです。じつは去年、化粧水や乳液などを使わずに「肌断食」をしたり、オーガニック化粧品をいろいろ試したりしてみました。
私自身、今、興味があるのはファンデーションを塗らなくてもいい美肌になることです。そのためには化粧品だけでなく、食事や運動、生活習慣、メンタリティなども重要。つまり思考や日常生活全般から、肌や美容というものを捉えることに興味があるということで
す。
化粧品の成分に気づいて、成分表を読み始めた
実際、今の美容の流れは、化学的な化粧品と、ホリスティックな美容がミックスしてきて、さらに運動や栄養にも広がってきています。オーガニック化粧品もどんどん進化してきていますし、私も以前より、化粧品の成分表をしっかり読むようになりましたね。
ごく若い時期を過ぎると、女性にとって美容というのは生き方と並行していると本当に思いますね。だからこそ面白いし、興味深いとつくづくと思います。そうした目で美容を捉えると、また違った美容が見えてくるかもしれませんね。