NIKE|モデル 道端ジェシカにみる、健康的な“ヘルシー美女”のヒント
NIKE |ナイキ
「NIKE TRAINING CLUB」の「ジェシカワークアウト」で体幹トレーニング
モデル 道端ジェシカ、輝きの“コア”にあるもの(1)
iPhoneやiPadで無料で楽しめるナイキのトレーニングアプリ「NIKE TRAINING CLUB」より、健康的な笑顔がまぶしいヘルシー美女、モデルの道端ジェシカが出演するトレーニングプログラム「ジェシカワークアウト」の第一弾「ジェシカズ トゥー ザ コア ワークアウト」が1月に登場し好評を博すなか、4月にはボクササイズを取り入れた第二弾「ジェシカズ ボックス スマート ワークアウト」が登場する。すでに抜群のプロポーションを誇る彼女を、さらなるトレーニングに駆り立てるものとはいったい? アプリの魅力を聞くとともにジェシカさんにインタビュー。“ヘルシー美女”の秘訣を探る。
Photographs by JAMANDFIXText by FUJITA Mayu(OPENERS)
体幹を鍛えているひとと、そうでないひととでは後ろ姿でわかる
昨今のランニングブームを受け、スポーツ人口の飛躍的増加を肌で感じるこのごろ。いまやランニングは当たり前、通勤は自転車に乗り換え、アフターファイブはジムやヨガへ通い、週末は足をのばしてゴルフやトレッキングなど、生活のさまざまな瞬間にスポーツを取り入れ、“身体を動かすよろこび”を楽しむ人びとが世代を問わず増えている。
そんなアクティブなライフスタイルを謳歌する彼らの多くも愛用する、ナイキのiPhone/iPad用の無料トレーニングアプリ「NIKE TRAINING CLUB」より、この1月、モデル 道端ジェシカが出演するトレーニングプログラム「ジェシカワークアウト」が登場し、話題となっているが、そんな彼女もまたスポーツを愛するひとりだ。
「意識的にトレーニングをするようになったのは20歳を過ぎたころから。最初は週に5日クラスに通うほどヨガにはまってました(笑)。ヨガをつづけて1、2年くらいしたころからだんだんジムにも通うようになり、ナイキアドバイザリートレーナーの横手貞一朗さんにパーソナルトレーナーとしてついてもらってトレーニングをはじめ、ここ2、3年はトライアスロンに挑戦中で、いまはランニングを基本に、自転車をこいだり、泳いだり。あとはジムでのエクササイズと、ヨガをやっています」。
モデルとして一線で活躍する忙しい日々のなかで、これだけのワークアウトをどのようにこなしているのか。緻密なスケジュールのもと、よほどストイックに取り組んでいるかと思いきや、意外にもそうではないようだ。
「その日の気分といいますか、その日の自分の身体の声を聞くようにしています。今日は筋肉を鍛えるよりストレッチをしたいなって気分のときはヨガクラスに行ったり。もちろんフルマラソンの大会が控えているときはランニングをメインにしたり、トライアスロンなら自転車、水泳をバランスよくトレーニングしたりということもありますが、最近は大会が控えているわけではないし、寒いということもあって、このアプリのような室内でできるエクササイズを主におこなっています」。
ジェシカズ トゥー ザ コア ワークアウト
1月に登場したプログラム「ジェシカズ トゥー ザ コア ワークアウト」は、室内で気軽にできる体幹トレーニングのためのワークアウトで、ジェシカさんの動きが動画で確認できるので、細かな動作がわかりやすいだけでなく、ひとつのアクションにつき1分間、15のメニューで1セットの計15分という手軽さで日々の生活にも取り入れやすいのが魅力だ。ローテーション、プランク、スクワットなどの動きを組み込むことで、多くの女性にとって必要なトレーニング──腹筋、股関節屈筋、腰、大臀筋などを短時間で効果的に鍛えることができる。しかし、わずか15分のメニューといえど実際にトライするとこれが案外キツいのだ。それだけ効いているのだと体感できるのも、毎日つづける励みになる。
体力は心の強さにつながっている
「どんな運動にとっても体幹は重要で、確実にパフォーマンスを左右します。体幹が鍛えられているとランニングもすごく楽になるんですよ。それも長距離であればあるほどね。42.195キロのフルマラソンなど、長い距離を走っていると終盤、脚にすごく負担がかかってくるのですが、体幹がしっかりしていると脚が疲れても体幹で走ってくれるようになるんです。それに体幹って、スポーツシーンだけでなく、ふだんの生活でもすごく大切で、体幹を鍛えているひとは後ろ姿がちがう! 体幹とは身体の中心。中心がブレない1本芯の通った身体は、もちろん正面から見てもちがいますけど、その差は後ろ姿の時点でわかってしまうんですよ」。
20歳の頃からトレーニングをはじめ、いまでは過酷なフルマラソンやトライアスロンにも挑戦するまでにスポーツ人として高みを目指す彼女だが、すでに抜群のプロポーションを手にしているいま、なにが彼女をスポーツに駆り立てるのだろう?
「身体のラインはトレーニングしただけ結果に出るという楽しさはもちろんですが、運動したあとの気持ちよさって、やっぱりすばらしい。ストレス発散というか、忙しくて運動ができていないと、私の場合すごくストレスが溜まってしまうんです(笑)。もちろん体力もつくので、自信につながりますよね。とくにマラソンは達成感を感じられるスポーツなのでいいかもしれませんね。体力がないと精神的にも脆くなるように思うんです。たくましさというか、体力は心の強さにもつながる──すべてにおいて前向きになれるんですよね」。
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「NIKE TRAINING CLUB」の「ジェシカワークアウト」で体幹トレーニング
モデル 道端ジェシカ、輝きの“コア”にあるもの(2)
ボクササイズの魅力はリズミカルに楽しく全身が鍛えられるところ
モデル 道端ジェシカの輝きの源ともいえるスポーツ、そのすべての根幹を成す筋肉こそ体幹筋といえるわけだが、トレーニングプログラム「ジェシカワークアウト」では、4月に第二弾としてボクササイズを取り入れた「ジェシカズ ボックス スマート ワークアウト」が登場する。かくいう彼女もいま、ボクササイズにはまっているのだそうだ。
「海外ではボクササイズが流行していますが、私もここ1年ほど横手さんとのトレーニングにボクササイズを取り入れはじめたんです。ボクササイズの魅力って、体幹を鍛えつつ有酸素運動にもなっているところ。いわゆる“筋トレ”と呼ばれるトレーニングって、動作が地味だから飽きるというか、つらいでしょう(笑)。でもボクササイズは腕も背中もお腹もリズミカルに動かして、瞬発力もあるから息も切れて汗もかくし、気分が紛れるというか、楽しくあっという間にできてしまうんです。あと、すごくストレス発散になる!」。
ジェシカズ ボックス スマート ワークアウト
このアプリでは、ボクササイズのアイデアを盛り込んだワークアウトや、ダンベルやメディシンボールなどのアイテムを使ったワークアウトメニューを展開。1ドリル15分間とコンパクトかつ効果的なメニューはつづけやすく、すべての動きが機能性トレーニングになっていることで全身がくまなく鍛えられ、強く引き締まった身体へ。
少々ヘヴィなワークアウトは、やりきったあとの充実感もやみつきに。わざわざジムに通わずとも、自宅でたった15分のトレーニングで美ボディの要である体幹を鍛えられるというのだから、忙しい現代女性にとってはうれしいかぎりである。
“こうなりたい”という明確なビジョンをもつこと
すでに日々スポーツを楽しんでいるひとも、“今年こそは!”という方も、まだまだ寒いこの時期は無理をせず、春に向けて基礎力を養うべく自宅で体幹トレーニングはいかがだろう。さすがのジェシカさんにも、これだけ寒いとスポーツを“したくない”と思う日もあるという。そんな気分の対処法とは?
「運動はすごく好きなんですけど、ちょっとめんどくさいなってときもあります。そういうときのために自分の気持ちをアゲるツールを用意しておくの。私の場合はハイテンポの音楽とか、好きなアーティストのライブビデオ、あと、理想のボディの写真を見たり(笑)。“こうなりたい”という明確なビジョンをもつことは重要で、理想のイメージはできるかぎりはっきり、詳細に描いた方がいい。そうすることで理想を実現するまでの道のりを逆算できますからね。それでもモチベーションが上がらないときは、トレーニングウェアを着ちゃうんです。
女性だとスポーツブラジャーとかもありますけど、ウェアを身につけると自然と姿勢がシャキっとよくなるし、せっかく着たのだからなにかやろうかなって思えてくる(笑)。私の場合、ウェア選びで意識しているのはフィット感と動きやすさ、あとカラーはあえて派手なものを選ぶようにしています。普段はなかなか着づらいビビッドカラーも、トレーニングウェアなら抵抗なく着れるので楽しんでいます。“ウェアを着てもなにをしてもダメ!”というときは、その日はやらないほうがいい。そこまで自分に鞭を打ってやるべきではないと思う。ひとそれぞれモチベーションのスイッチがあるから、自分なりの“スイッチ”を用意しておくといいかも」。
スポーツをつうじてみずからと向き合い、パワーを開放することで洗練された身体、心へと導く楽しみを語ってくれたジェシカさん。「ボクササイズのつぎはカンフーにトライしてみたい!」と、いまは格闘技系のエクササイズに興味があるのだそうだ。誰もが憧れる美しく引き締まったボディライン、内から溢れるポジティブなパワーは今日も躍動する。