連載・藤原美智子2017年12月|実感!フェイシャルマッサージの効果
連載・藤原美智子2017年12月|マッサージ効果って、やっぱり凄い!
実感!フェイシャルマッサージの効果
身体や顔や頭皮のコリをほぐして、血行を良くすること。それが私の美容の基本ですが、最近になって気がついたことがあります。身体はストレッチしたりマッサージしたり、頭皮もマッサージしていたのですが、顔は凝っている部分をもみほぐすことはしていたけれど、それだけで終わっていたことを。つまり、さらに血行を良くするためのフェイシャルマッサージはしていなかったことに気がついたのです(!)。
Photographs & Text by FUJIWARA Michiko
私が血行を促すことの重要性に気づいたのは……
それに気がついたのは最近、1ヶ月に1、2度の割合で通うようになったフェイシャルマッサージの施述を受けるようになり、施術後の透明感と白さとモチモチした肌の変化を目の当たりにしたことから。そして、「この状態を持続させるには自分でも日々、マッサージをしなくては!」と思ったのです。
思い返すと40歳の時、凝り固まっていた身体を何とかしようと1週間に1度、スポーツマッサージに通うようになり、その2年後。「1週間に1度では、マイナスからゼロには戻るけど、プラスにはなっていかない」ということに気がつき、それ以来、毎日自宅でストレッチするように。そして、それからグーンと身体が変わっていった、ということを体験している私。
顔の場合、そのグーンと良くなるのは化粧品の効果に頼っていたので、顔のマッサージはつい忘れていたというわけです。いや、全くしていないというわけではなく美容液や乳液、クリームは軽くマッサージするように塗っていたけれど、フェイシャルマッサージの施述を受けた時の効果を考えると“それはそれ”、“これはこれ”と分けるべきだった。そして身体と同じようにマッサージをスペシャルケアとしてではなく、日々のスキンケアの一環に組み入れたほうが良い!という結論に至ったというわけです。
それに私は家庭菜園で野菜作りをしていて実感していることだけど、耕されていない土にいくら堆肥をまいてもソコソコの効果しかないように、肌も血流やリンパの流れが悪かったら、どんなに良い化粧品でもそこそこの効果しか発揮することはできない。10月の連載に書いたように、血行を良くすることの肌の変化は高濃度の炭酸ミスト“スパークロイドミスト”(MICHIKO.LIFE)で十二分に実感していることなのだから。
マッサージを習慣化するために
まずは、どうやったらマッサージを習慣化できるかを考えてみた結果、他の習慣にしていることに組み入れて、面倒臭いという要素をなるべく減らすために毎夜、お風呂に入りながらすることに決定。
私の場合、“週何回”とかにするとだんだんやらなくなってしまうのは目に見えている。それだったら毎日の習慣にすると決めてしまったほうが続けやすい。それに、私は毎晩湯船に浸かるのが習慣なので、その時に一緒にしてしまえばさらに習慣化しやすい。
そしてマッサージに使用したクリームやオイルは最後に拭き取るわけだけど、私はティッシュよりもホットタオルを使うほうが好き。でもレンジや蒸器で作るのは面倒。そこでホットタオルは湯船のお湯を洗面器に汲んだもので作ることに。これだと“わざわざ”という手間がないので面倒ではないし、何度も簡単にお風呂に入りながらホットタオルを作ることができるというわけです。
クリームとオイルの2種類使い
私がマッサージ用として選んだのはコスメデコルテAQの 「マッサージクリーム」と「ボタニカルピュアオイル」。マッサージクリームで週3回、他の日はオイルでマッサージをすることにしました。
2種類にしたのは特別な理由があるわけではなく、AQマッサージクリームの使用法に「週2〜3回、お使いください」と書かれていたので素直にそれに従い、他の日用として同シリーズのマッサージ料としても使えるピュアオイルを選んだというわけです。
このマッサージクリームは「さすが、コスメデコルテAQ!」と唸るほどのリッチな滑らかな感触と白檀の心地いい香りで、湯船に浸かりながらマッサージしていると「はぁ〜、しあわせ〜」という気分になれます。マッサージ効果を高めるためにはリラックスしていることが重要だけれど、そういった意味でも、このクリームはパーフェクト!もちろん伸びも良く肌に全く負担がかからず、でも的確に心地よくマッサージできる。「マッサージするのは面倒」と思っている人にこそ試してみて欲しいと思うクリームです。
ところで、マッサージは顔だけでなく首、デコルテまでしているのですが、全工程で2分弱ぐらい。マッサージ後は湯船のお湯で作ったホットタオルを少しの間、顔に乗せてリラックス。それを3回繰り返して拭き取っています。
そして週4回はピュアオイルを使って、同じように湯船に浸かりながらマッサージ。これはマッサージ用ではないけれど、オーガニックオリーブオイルや必須脂肪酸含有の植物オイルが配合されているので、これからの乾燥対策としても。工程はクリームと同じですが、オイルを使用した時はホットタオルで拭き取るのは1回にしています。
このように毎夜マッサージしているのですが、その都度感動するのは、マッサージ後のクスミが抜けてワントーン明るく、モチモチッ、ツルーンとしていて自分で触っていても気持ち良いと思えること。
このような結果が出ると「手間をかけるって楽しいな〜」と素直に思えるし、「フェイシャルマッサージってスキンケアの基本だなー」とつくづく。そして今では習慣にすることに気がついて本当に良かったと思っています。
フェイシャルマッサージで注意するのは3つだけ
フェイシャルマッサージで注意しなければいけないことは、大まかに言うと3つ。適切なマッサージ料を選ぶ、けっして力を入れてゴシゴシとしない、マッサージする時の方向性を間違えない、ということです。内側から外側へとマッサージをすれば、まず間違いはないでしょう。
つまりフェイシャルマッサージって特別、面倒なことでも難しいことでもないということです。そして“やらないよりは、やったほうが確実に良い”し、“スペシャルケアとしてではなく、定期的にした方が確実に良い”というのが私の結論。興味のある人は是非、新年の新習慣のひとつにしてみて!
※今年も、ありがとうございました。来る年も良き年になりますように!