NYCハーフマラソン完走記念・藤原美智子インタビュー
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2015年5月12日

NYCハーフマラソン完走記念・藤原美智子インタビュー

仕事も、生き方も、藤原美智子全部。『VOCE PLATINUM』発売中

NYCハーフマラソン完走記念・藤原美智子インタビュー

講談社VOCE編集部から「藤原さん、マラソンに挑戦してみませんか?」とはじまった、藤原美智子さんのチャレンジ企画がついに『VOCE PLATINUM』となって10月1日に発売された。日本での練習から、6月の山形・さくらんぼマラソン10キロ完走を経て、8月のNYCハーフマラソン21キロへ。帰国後一週間の独占インタビュー!

Text by OPENERSPhoto by Jamandfix

日本では15キロまでしか走れなくて、未知の6キロに挑戦

──NYCハーフマラソン完走おめでとうございます! いかがでしたか?

ありがとうございます。まずレース前にビックリしたことがあるんです。ニューヨークで宿泊したホテルがセントラルパークの近くだったんですけど、本番前の日の朝、練習に出たら、車線が両方とも通行止めの規制がされていたんですね。
「すごいね。さすがニューヨークはやることがちがうよね」って皆で感心しました。ボランティアや警官のひとたちが各信号についていて、キチンと車止めをしていてなんの不安もないし、レースじゃないのにビルのど真ん中を正々堂々と走ることの気持ち良さを体験できました(笑)。出発する前は、日本では15キロまでしか走れなくて、ハーフマラソンには6キロ足りないんですけど、みんな「本番になれば走れる!」って言ってくれたので、ワクワク感のほうが大きかったかな?

──当日はいかがでした?

8月の夏マラソンなのでスタートは朝7時。5時半に出かけたんですが続々とひとが集まってくるのを目の当たりにしたら、高揚感とドキドキ感がアップしてきましたね。でも、ハーフマラソンだけど仮装しているひとはいなくて、みんなマジなの。

──コースは?

まず、セントラルパークのまわりを12キロ。「アップダウンがありますよ」って事前に聞いていて、前の日は5キロだけ走ったんですが、ほんとにここが一番疲れました。結構きつかったですね。それで12キロを走って街中に出たら、タイムズクスエアがどんと見えて、いきなり走りが早くなりましたね(笑)。前を走るひとの波や沿道のひとたちの熱気のある応援、歩道で演奏しているバンドにもテンションが上がってペースアップしたんです。
そのあとは海沿いにグラウンドゼロまで、まっすぐで単調なコースでしたけど。

──未知の6キロは大丈夫だったんですか?

途中からふくらはぎが痛くなってきて給水所の水をかけて冷やして走っていたら、今度は足の指に水ぶくれのマメができてしまって……。残り800メートルは痛みに耐えながらの走りでした。とくに、あと200メートル地点が苦しかった。「なんのために走っているんだろう」なんていう思いも頭をよぎりましたね。そういえば、6月のさくらんぼマラソンのときも最後の100メートルを猛ダッシュしたときもおなじように感じたかな。

──ゴール直後は?

感動よりも、まずホッとしました。『VOCE PLATINUM』の取材の役目を果たせましたから。もちろん、やり終えた達成感もありましたよ。きっと今後走ったとしても、いつも残り800メートル、200メートルは苦しいんだろうなー(笑)。

──おっ、まだ走るんですね!

ゴール直後に「藤原さん、はじめから余裕だったじゃないですか、フォームが最後まで崩れませんでしたよ。次はホノルルか、東京ですね」って言われたんですけど……。

──ニューヨークから帰ってきて一週間ですね

そう。もし、フルマラソンを走ったらどんな気持ちを体験できるんだろうって思える余裕が出てきたところなんです。
……じつは昨日の夜、東京マラソンの抽選に登録したんです。

──それはすごい!

私はやっぱり未知との遭遇にこそ惹きつけられるのかもしれませんね!

※東京マラソン出場の抽選が発表されたんですが、今回は残念ながら外れてしまいました。
11月には追加当選のチャンスもあるし、別のフルマラソンでも機会があれば挑戦してみようかなと思っています。(藤原美智子)

VOCE PLATINUM
2009AUTUMN ISSUE

講談社
2009年10月1日発売
880円
藤原美智子の肌メイク&アイメイクテク(DVD付録)

NYCハーフマラソンの挑戦や、郷ひろみ×藤原美智子対談、メイクについての「THE 藤原セオリー」など充実の藤原美智子まるごと特集号。

           
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