渡邉季穂|理想のネイルオイル「uka ネイルオイル」ができました!(2)
Beauty
2015年10月2日

渡邉季穂|理想のネイルオイル「uka ネイルオイル」ができました!(2)

理想のネイルオイルができました!(2)
指先から香り、爪もこころもトリートメントする「uka ネイルオイル」

渡邉季穂さんがつくったネイルアロマオイル「uka ネイルオイル」のいちばんの特長は、爪もこころも元気にする“香り”。トリートメントに特化したベーシックタイプのほかに用意された4つのオイルは、それぞれ日常のシーンに合わせたエッセンシャルオイルが配合されています。
一日のはじまりにふさわしい香り、日中の集中力を高める香り……。そのひとつひとつを、季穂さんに解説していただきましょう。

写真=Jamandfix文=染谷晴美

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忘れずに使ってほしいから、“塗りどき”をネーミングに込めました

まずは、5本のオイルができました(将来的にはもっと増やすつもりです)。ベーシックを除く、日常のシーンに合わせた香りには、それぞれに想定時刻があり、それが「香りの名前」にもなっています。

なぜ、タイムで区切るのかといえば、前回も話したように、一日に何度もつけていただきたいから。乾いたらすぐつけてほしい。いつつけていいのかわからないというひとも、時刻が指定されていれば、“塗りどき”がわかるはずと考えました。

そもそも、オイルが5本あれば、いちいち持ち歩かなくてもケアできる。これによる効果は大きいですよ。
たとえば、ベッドサイドに1本、会社のデスクに1本、ロッカーに1本。使いたいと思ったときにすぐ手に取れる環境をつくることで、確実にケアでき、つけ忘れがなくなります。

ネイルアロマオイル「uka ネイルオイル」は、香りとシーン、そしてタイムで、ネイルケアを習慣づけます。

「uka ネイルオイル」

朝「7:15」から就寝前の「24:45」、そして「basic」まで、5本それぞれの香りをご紹介

7:15(ナナイチゴ)

一日のはじまりを、静かに、さわやかに、目覚めさせる香りです。
私は旅先などでよく、こころとからだをすっきりとさせるためにお香を焚くのですが、この香りは、そのお香をヒントに生まれました。
リラックス効果のあるサンダルウッドやヒノキ、柚子などのジャパニーズセンスの香りが特徴。沈静で、こころを鎮めてくれる、それでいて、脳裏に響く香りは、朝だけでなく、瞑想したいときにもおすすめです。

13:00(イチサンゼロゼロ)

昼食を食べたあとの仕事はいつも、睡魔との戦いです。みなさんもきっとそうだと思うので、リフレッシュできる香りを用意しました。
パソコンに向かう作業は、眠気だけでなく、ときに眼性疲労や頭痛もまねきます。放っておくと集中力が落ちてくるので、シャキッとできるようミントを中心に、元気回復のパインや、爽快感、高揚感を高めるマジョラムなどをブレンド。すっきり感とともに、ポジティブな感覚をよび覚ましてくれる香りです。

ベースとなるトリートメントオイルの濃度は、時間によって変えており、「13:00」は軽め。すぐ仕事に入ることを考え、ベタつかず、塗ったらサラッと浸透するオイルに仕上げています。

「uka ネイルオイル」

18:30(イチハチサンゼロ)

日中は男勝りに仕事をしているけれど、夜のデートでは女性らしさを取りもどしたいという現代女性に向けての香りです。すべてをリセットして、ネイルに華やかな香りを漂わせるために、フェミニンなローズを選びました。

じつは、これまでローズはあまり好きな香りではなかったのですが、絶対いい香りになるからといわれ、チャレンジしました。その判断は正解でしたね。仕上がってみると、アドバイスどおり、すばらしい香り。優しい気持ちになるローズと高揚感のあるゼラニウム、そして、ジャスミンに、フレッシュなオレンジがアクセントになって、華やかでありながらも軽やかです。

24:45(ニイヨンヨンゴ)

深い眠りにみちびいてくれる香り。ラベンダーに甘いバニラをブレンドしています。
一般的にリラックス=ラベンダーといわれていますが、ヨーロッパではバニラも活用されています。小児病棟で焚かれるのもバニラです。子どもたちの気持ちにやすらぎをあたえる香りということで、とても人気があるのだとか。

たしかに、バニラの香りは甘くて、こころを落ち着かせてくれます。やわらかい香りにオレンジのさわやかさがくわわり、ほんのりとなつかしく、子どものころにもどれるような優しい香り。1日の疲れをすっと取り去ってくれます。
おやすみ前につけるので、オイルの濃度はだいぶ重め。より保湿感とカバー力を高めて、トリートメント効果を発揮させています。

basic(ベーシック)

エッセンシャルオイルが入っていない、ベースのみのオイルです。シーンを選ばずオールマイティに使えるので、1本もっていると便利だと思います。トリートメントに特化したオイルなので、「24:45」同様、オイルの濃度は重め。しっとりとした使いごこちです。

10月1日発売決定! いよいよプロモーション開始です

香りや成分だけでなく、じつは形状にも相当こだわりました。なかでもいちばんのこだわりは塗布システム。この商品は先端のボールを転がして塗る“ミニロールオン”を採用しています。

TEST

ミニロールオンタイプのよいところは、まず適量が塗れること。そして、ダラダラとまわりにつかない、倒してもこぼれない。ロールをすべらせれば4本の指が一度に塗れる。さらには、適量しか出ないので、無駄にオイルがなくならないという経済的な利点もあります。とにかく使いやすい。私は気づくといつも塗っていますね。これなら、男性も抵抗なく使えると思いますよ。

ボトルはすりガラスです。すりガラスは、すべらない、直射日光を防ぐというメリットがあるだけでなく、見た目もきれい。お手入れを習慣づけるためにも、見た目のよさは重要なポイントです。

すべてが天然素材なので、つぼマッサージオイルやリップオイルとして使用できるのも特徴のひとつ。ちょっと香りがほしいなと思ったときは、コロン代わりにもなります。

ついに発売が10月1日(木)に決定して、これからプロモーションをはじめるところ。ようやくここまで来た、という感じです。生産拠点はフランスなので、現地でも販売ができたらと思っています。まずは、最初のチャレンジとして、世界的にも有名なパリの美容展示会「ビヨンドビューティ」に出店することになりました。

エントリーには審査があるのですが、おかげさまでこの商品は、たいへんに高い評価をいただきました。
そのまま、なんと「ビューティチャレンジ」というアワードにもノミネートが決定してしまったほど。入賞したらどうしようと、いまからドキドキしています(笑)。

先日、南フランスへ行き、「uka ネイルオイル」がつくられている現場や、素材となるオーガニック栽培の畑などを視察してきました。生きた植物がさまざまな工程を経て商品になっていく流れを、自分の目で確認できて感激!

次回はその模様をお伝えします。

           
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