Truefitt and Hill|トゥルフィット&ヒル モニターレポート|宮本益光(バリトン歌手)_Vol.3
トゥルフィット&ヒル モニターレポート
宮本益光(バリトン歌手) イタリア滞在記(後編)
トゥルフィット&ヒルと行く、Road to Romeレポート
トゥルフィット&ヒルを「使いはじめて1週間で、ようやく自分のテンポが生まれてきた」と宮本益光氏。
トゥルフィット&ヒル製品一式を携えてのイタリア滞在記は、いよいよ「ローマへとつづく=Road to Rome」に向けてクライマックス!
写真=Jamandfix写真・文=宮本益光
武士道精神をもって、ジェントルマンを見極める
正直にいえば、最初はすべてが失敗だった。時間もかかるし、洗面所は濡れまくるし……。ハッキリいって「なんでこんな目に……」という状態よ。しかし引き受けた以上、ジェントルマンを見極める決意をした以上、途中放棄は僕の武士道精神が許さない。
継続1週間目。オペラを観るためにボローニャを訪れた僕。「ジェントルマンなんだから……」と、奮発してちょっとばかり広い部屋を取った。どうもジェントルマンを勘違いしている。まあ、いい。
早速、颯爽とガウンをまとい、ちょっと慣れてきたトゥルフィット&ヒルの一連の行動を展開した。
使いはじめて1週間で、ようやく自分のテンポが生まれてきた。それを流儀というと大袈裟だが、それにしても道具たちが自分に歩み寄ってきた感じ。手になじみはじめた。今では洗面台を必要以上に濡らすこともなく、当然、服も濡らさない。おそらく、まだまだ上達の余地はかなり残されているのだろうが、こんな初心の状態であってもしっかりと手順さえ踏まえれば、肌のコンディションがみるみる良くなることを実感する。これぞトゥルフィット&ヒルの性能の高さであろう。
毎朝自分の顔を鏡で見ることで知るコンディションという効果
「オペラ歌手なんだから、鏡なんてしょっちゅう見るのでは?」と思われがちだが、意外とそうではない。本番前、メイクをほどこしてもらうあいだ、役に集中するために自分の顔と対話をすることはあっても、鏡に映る自分にうっとり……なんてことはまったくない。本当よ。
トゥルフィット&ヒルを使いはじめて2週間、もっとも感じる効果は、僕の場合、じつは製品の機能性ではなかった。毎朝自分の顔を鏡で見ることで知るコンディションである。疲れているときの肌の状態、元気なときの肌のつやなど、これまでこんなに顔がモノをいうとは知らなかった。カミソリの滑り具合でコンディションを感じるほどに。
当然、長い歴史と経験、それから社交界のトップの製品として成長してきた製品である。性能美、機能美は僕のようなエセ武士がレポートするまでもない。
ただひとついえるのは、このトゥルフィット&ヒルを継続することで、確実に自らと対話する時間が増え、しかもその短い時間を心地よく過ごし、それが今日という一日に爽快感を纏(まと)わせる。これぞジェントルマン精神の発露か。
はじめてから3週間。「トゥルフィット&ヒルって……知ってる? え、知らない!?」。知ったかぶりして何度尋ねたことだろう。およそジェントルマンとはいいがたいこの発言を繰り返したくなるのも、僕がこの歴史ある製品の価値をひとに自慢したい証である。
3週間のトゥルフィット&ヒルとともに歩んだイタリア旅行もローマで終止符。「この道はローマにつづく……」。これが言いたかったわけではない。僕のトゥルフィット&ヒルとの朝は、ローマを経由し、まだまだつづくのだから。
宮本益光ホームページ
http://www.mas-mits.com/
イタリア日記(ブログ更新中)
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