第24回:美肌の裏ワザ教えます(4)「クリームパック」
いますぐ買って試しましょう!
美肌の裏ワザおしえます(4) 栄養成分が肌の奥に浸透「クリームパック」
肌にとって過酷なシーズンである冬を乗り切るためのスペシャルケアとして、前回は、乾燥がすすんでしまったときのレスキューテクニック「ミルフューユ」をご紹介しましたが、それでも乾燥が止まらない、肌が疲れ切っているという場合は、さらなる裏ワザ「クリームパック」を試してみてください。
構成と文=染谷晴美Photo by Jamandfix
“クリーム+ラップ”で栄養成分を浸透させ、つるつるの肌に
「クリームパック」は、清潔な肌の上にクリームを塗ってパックをするというケア。洗顔後、ローションをつけて肌を整えたら、その上に、いわゆる“ナイトクリーム”といわれているものを塗ります。デイクリームは比較的ライトなものが多いうえ、SPFが入っていることもあるので、このケアには向きません。別名“栄養クリーム”といわれているくらい、保湿を重視しているナイトクリームを使ってこそ、効果が得られるのです。
また、クリームはたっぷり使うのがコツ。そういう意味では“塗る”という表現は当たっていないかも。肌が見えなくなるくらいのせてほしいので、“盛る”といったほうが正しいですね。
クリームをたっぷりと盛ったら、その上から“ラップ”を巻きつけます。このとき、くれぐれも鼻までおおわないよう気をつけて。ラップを2枚用意し、鼻を境にして顔の上下にそれぞれ巻きつけてください。ラップを節約したいという場合は、鼻のところだけをくり抜いて全体をおおってもよいでしょう。ラップをしたらそのまま10分くらい放置します。
「クリームパック」を行うベストなシチュエーションは、半身浴をしているとき。
スチーム効果がより高まるので、クリームの栄養成分がぐんぐん浸透していきます。
10分経つころにはものすごい汗。
そして、ラップをはずし、蒸しタオルでクリームを拭き取ったあとの肌は、つるつる、ぷりんぷりん! つぎに与える水分や油分もとても入りやすい状態になっています。
くり返しますが、このケアのいちばんのポイントは、ナイトクリームを使うこと、そして、量をケチらないこと。
高価なクリームを買う必要はまったくありません。ふだん使っているクリームより2ランク下げてもいいから、“たっぷり”使うことのほうが大事です。
イザというときにも頼りになるケアです
この「クリームパック」は肌が疲れてどうしようもないというときのレスキューケアとしてご紹介しましたが、効果がすぐ出るので翌日の肌にツヤを与えたいときにもオススメです。
撮影があるとか、デートがあるとか、イザというときにぜひ。
男性の方がされてももちろんOK。
最近ちょっとくたびれてるかな、顔の中に下降線が目立っているぞ、という方は試してみてください。
日ごろのケアも大切にしましょう
汚れを落として、うるおして、栄養成分をあたえてフタをする、ということがきちんとできていれば、寝ているあいだに細胞分裂が加速して、新しい細胞が生まれてきます。その場合、できればシンデレラタイムといわれている午後10時から午前2時のあいだに2時間以上寝ることが大事なのですが、ふつうの生活をしている人にとって10時の就寝はむずかしい。だったら、せめて10時までにはメイクを落とすようにしたいですね。プラス、午前1時に寝てシンデレラタイムの1時間だけでも確保すれば、それだけでも結果はだいぶ違ってきます。スペシャルケアや裏ワザが威力を発揮するのも、ベースとなる日々のケアがきちんとできていてこそです。
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