CHOPARD|L.U.C 1937
Chopard|ショパール
新世代L.U.Cキャリバーを搭載する自動巻きスタンダードモデル
2010年で創業150周年を迎えるスイス屈指のマニュファクチュール、ショパール。今年はそれを記念して、自社製機械式ウォッチ「L.U.C」の新コレクション、そしてハイジュエリー「アニマル プラネット コレクション」のジュエリーウォッチを発表した。
文=渋谷康人
L.U.C 1937
公認クロノメーター規格(C.O.S.C.)をパスした高い時間精度にくわえ、3週間のテストで6カ月の耐久性を確認するクロノフィアブル検査規格をパスする耐久性、さらに合理的な設計による組み立て効率の向上で従来モデルにないコストパフォーマンスを実現した、新型自動巻きムーブメント「L.U.C キャリバー 1.010」を搭載のシンプルなカレンダー付き3針モデル。4時位置にリュウズを配置したショパール独自のツイストスタイルや、アップライト(立体植字)によるローマ数字インデックスを採用したスレートグレー仕上げの文字盤など、クラシックでエレガントな雰囲気もおおきな魅力だ。見れば見るほど、使えば使うほど魅力が増すことまちがいなしの、2010年新作の“隠れた名品”のひとつである。
自動巻き、ステンレススティールケース、ブラックアリゲーターストラップ、ケース径42mm、世界1937本限定、90万8250円(予価)、今夏年内発売予定。
BRAND HISTORY
1860年に懐中時計のムーブメント製作から始まったショパールの歴史。20世紀前半には宝飾ブランドとしても名を馳せ、1960年代には代表作の「ハッピーダイヤモンド」を考案する。文字盤内でダイヤモンドがくるくると自在にたわむれる様子は、現在に至っても、なお世界中の女性をとりこにし続けている。
また本懐にあたる機械式時計の分野においても、ショパールは確固たる実力を秘めている。88年からはヴィンテージ・カーの祭典、「ミッレ ミリア」レースをスポンサードし、同レースに関連したコラボモデルを発表。ほぼ毎年発表されるクロノグラフを中心とした機械式時計の完成度の高さにより、ショパールはスポーティブランドとしての一面をも併せ持つようになった。
1997年には4年半以上もの開発期間の末、悲願のマニュファクチュール・キャリバーを完成させる。同年、創業者のルイ-ユリス・ショパールのイニシャル持つムーブメントを搭載した「L.U.C 1860」を発表。これを皮切りにして、ショパールは次々とマニュファクチュール・キャリバーを開発する。
2003年には複雑時計「クアトロ トゥールビヨン」を発表し、05年には時計の新たな品質基準「カリテ フルリエ」に初の認定を受けた「L.U.C フルリエ」でも大きな話題を呼んでいる。
そして07年、ショパールは遂に開発が最も困難とも言われる自社製クロノグラフ・ムーブメントを搭載したモデル「L.U.C クロノワン」の開発にも成功。マニュファクチュールブランドとして急速な発展を遂げ続けている。
【創業年】1860年
【創業地】スイス、ソンヴィリエ
【主なシリーズ名】L.U.C、ミッレ ミリア、ハッピーダイヤモンド
【問い合わせ先】ショパール ジャパン プレス 03-5414-2520
公式サイト:http://www.chopard.com/