uka×オウプナーズ特別企画｜「アップの魔術師」 uka スタイリスト野田将司さん

uka｜uka×オウプナーズ特別企画

トータル・ビューティ・サロン『uka』で、スペシャルなサービスを受けよう

Vol.3 「アップの魔術師」スタイリスト野田将司さん

トータル・ビューティ・サロン『uka（ウカ）』が、サロンのスペシャルサービスチケットをインターネット上で販売する「オウプナーズ特別企画」。参加メンバーは9名。今回はスタイリスト野田将司さんの登場です。

＜スタイリスト野田将司特別企画＞
サービス内容｜セット＋ポイントメイク

文＝染谷晴美写真＝原恵美子

セットアレンジは、足したり引いたり、絵を描く作業にとても似ています

「いつもすてきなヘアスタイルの神田うのさん。じつはあのセット、野田の作です。彼はよく気が利くし、びっくりするぐらい絵が上手。そういう才能があるひとだから、どこかで羽ばたくと思っていたらうのさんが気に入ってくださって、以来、彼自身もどんどん磨かれている気がします。とにかく向上心が人一倍あってテンションも高い。いまいちばん脂がのっているんじゃないかな。これからさらにひろい活躍が期待できる楽しみなスタイリストです」と、uka代表・渡邉季穂さんの野田さん評。

――この仕事を選んだきっかけを教えてください。

実家が理容室を営んでいて、つねに両親の仕事ぶりを見ていたので、子どものころから漠然と自分もいずれこの仕事をするんだろうなとは思っていましたけど、決定的になったのは兄姉の存在。姉も兄も美容師になったんですよ。ということは家族みんながおなじ仕事（笑）。だから、なんの疑いももたず、当たり前のようにこの道へ。新卒でこのサロンに入社して、もう9年になります。

――得意なスタイル、好きなスタイルは？

セットアレンジです。僕は絵を描くのが好きなのですが、アレンジって、足したり引いたり、絵の作業にとても似ているんですよね。消していくのがカットだとすると、描くのがアレンジ。その想像をふくらますことがすごくおもしろい。

イメージが劇的に変わるところも魅力です。カットは、レングスやパーマでしか変化を出せませんが、アレンジはまったくちがうスタイルにつくり変えることが可能ですから。欠点を隠すこともできるし、逆に、いいところを効果的に出せるのもアレンジ。毎回、仕上がったときのお客さまの反応が楽しみです。

――仕事をするうえでのモットーや気をつけていることはありますか？

あたえるいっぽうではなく、その場で反応が返ってくるのがこの仕事の魅力。お客さまのよろこぶ顔を見たいので、まずは、お客さまが求めているものがなんなのか、よく話し、聞き出し、提案するようにしています。

ukaは、自分の気持ち次第でいくらでも成長できる場所

――これまででいちばんうれしかったエピソードは？

スタイリストになってはじめて担当したお客さまが、その後リピートしてくれて、まえのときに話した内容などを覚えてくださっていたこと。「このあいだのスタイル評判がよかったので、今回もお任せします」と言われて、ものすごくうれしかった。くせ毛で髪の多い、男の学生さんでした。あのお客さまのことはいまでも鮮明に覚えています。

――愛用しているコスメ、美容機器、ツールなどがあれば教えてください。

ケラスキン（サロン専用スキンケアブランド）の「オーペルソネル」という化粧水。乾燥肌なんですよ。すぐかさかさになるので、あまり洗顔料とかは使わないで、ぬるま湯洗いとか、なるべく乾燥しないよう気をつけているのですが、これを使ったら調子がいい。もう手放せません。

――最近感動したこと（もしくは感動した書籍、映画など）は？

マイケルジャクソンの映画『THIS IS IT』は、やばいです（笑）。お客さまをどうよろこばせるかという前提に対して、めちゃくちゃストイックというか、まっすぐなんですよ。歌とかダンスはもちろん一流なんですけど、そこへのこだわりも超一流。かといって決して難しいひとではなくて、むしろまわりにも気を遣うひと。この映画はマイケルジャクソンの人間性がすべて出ている気がします。リアルタイムで音楽を聴いた世代ではなく、たまたま誘われたから行った。それだけに、より感動が大きかったですね。

――ukaの魅力とは？

お客さまによろこんでもらう、はばたいてもらうというコンセプトを一生懸命追求している姿勢。自分の気持ち次第でいくらでも成長できる場所です。

――渡邉季穂さんの魅力は？

自分自身が成長しつづけようというストイックなところ。そして、自分の成長がお客さまのよろこびにつながるという考え方。ふだんは優しいですけど、仕事に対してはきびしい（笑）。でも、それに食らいついていくことで、僕自身も高いレベルに近づけるのだと思っています。

――青山店のアピールポイントは？

ukaの掲げるトータルビューティは青山店が原点。ヘア・ネイル・ヘッドスパ・エステ・まつ毛エクステのすべてができる唯一のお店です。

――最後に、今年の目標をお聞かせください。

昨年あたりから取材などを受ける機会が増えてきたので、今年はもっと積極的に、自分の可能性を信じて、前に一歩出る年にしたいですね。まずは今回の企画、がんばります！