WATCH & JEWELRY /
SIHH&BASEL
2015年3月27日
ピアジェ|PIAGET|S.I.H.H. 2010
Piaget|ピアジェ
世界最薄の自動巻きモデルとハイジュエリー、
十八番の分野で世界を唸らせる新作が続々
ピアジェほど多様なイメージをもつウォッチブランドはめずらしい。ピアジェといえばやはり、ハリウッドスターをはじめとするセレブリティが映画祭などのイベントで身に着ける、ダイヤモンドなどの宝石やゴールド素材を贅沢に使ったハイジュエリーやウォッチの、きらびやかなイメージが浮かぶことだろう。
文=渋谷康人
しかし時計愛好家にとってピアジェといえば、何よりも素晴らしい機械式&クォーツムーブメント、とくに超薄型の機械式ムーブメントを得意とする「スイス屈指のマニュファクチュール」なのである。今年は昨年に引きつづき、どちらのイメージにおいても期待を裏切らない、秀逸なコレクションが登場した。
いちばんのトピックは何といっても、同社が1960年に開発し当時、世界自動巻きで世界最薄の2.3mmを実現し、今もなお現役で使いつづけられている超薄型自動巻きムーブメントの名品「キャリバー12P」の誕生50周年を記念した新型自動巻きムーブメント「キャリバー1200P」搭載の2針モデル。そしておなじ基本仕様をもつスモールセコンド付きの「キャリバー1208P」を搭載したレギュラーモデルだ。いずれも現在自動巻きで世界最薄ケース厚のモデルが登場したこと。その薄さと美しさは感動的である。
ピアジェカスタマーデスク
0120-73-1874