Arflex|アルフレックスショップ東京で「MARENCO × 鈴木マサル」開催
DESIGN / PRODUCT
2015年4月8日

Arflex|アルフレックスショップ東京で「MARENCO × 鈴木マサル」開催

Arflex|アルフレックス
テキスタイルデザイナー、鈴木マサルとコラボレーション

SPECIAL EXHIBITION 2014「MARENCO × 鈴木マサル」開催

Arflex(アルフレックス)のアイコン的存在であるソファ「MARENCO(マレンコ)」と、テキスタイルデザイナー、鈴木マサル氏のダイナミックでユーモアあふれるデザインがマッチしたコラボレーションイベントの実施が決定。「MARENCO × 鈴木マサル」展が10月23日(木)よりアルフレックスショップ東京で開催される。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

イベント期間中のみの限定販売

アルフレックスジャパンが、「家具とテキスタイルデザイン」の楽しさ、可能性を伝えるためのコラボレーションの相手として選んだのは、ファニチャーブランドとは初の取り組みとなった、テキスタイルデザイナーの鈴木マサル氏。

使う人のライフスタイルに溶け込むシンプルなデザインのソファ「マレンコ」がキャンバスとなって、大胆な構図と鮮やかな色彩が魅力の鈴木氏のデザインを際立たせる。

コラボレーションイベント「MARENCO × 鈴木マサル」展では、ここで紹介している1人掛~3人掛ソファ「DANCE(ダンス)」のほか、今回のイベントのために特別に製作された「PARK(パーク)」、「BALLOON(バルーン)」というオリジナルのファブリックモデルも登場。クッションカバーやチェア「RINN(リン)」のカバーの展示や、限定販売も予定されている。

アルフレックスショップ東京|鈴木マサル 03

アルフレックスショップ東京|鈴木マサル 05

モダンデザインとカワイイデザインのからみ合い

今回のプロジェクトについて鈴木マサル氏は、「ずっとインテリアテキスタイルの仕事をしてきた私ですが、なぜか椅子張りには縁がありませんでした。それが今回いきなりアルフレックス、しかも名作ソファ、マレンコのカバーをデザインするという、まるで“初土俵で横綱と対戦”するような、まさかの展開となったわけです」と語る。

さらに、「初回の打ち合わせでアルフレックスのショールームを訪れた時、ビシッと洗練されたモダニズムが空間を支配していて、“こんなクールな空間に自分の……なんというか、キャンキャンしたようなデザインなど入っていけるのだろうか?”という思いと同時に、経験したことのない領域に自分のある意味、カワイイ(?)デザイン が展開されていくことへの期待で胸が高鳴りました。

今回、異なる技術で作られた3種類のテキスタイルに包まれたそれぞれのマレンコは、皆さんの知っているあのクールなマレンコとはまったく別の姿を見せることになるでしょう。クールというカテゴリーには収まらない色柄が空間を漂い、人の心のなかで揺らぎ、高揚させ、形にならない感覚があたらしいリアリティとなって、生活をそして環境を変えていくのです。
モダンデザインとカワイイデザインがからみ合い、テキスタイルによって劇的にソファ自体が、環境が、変わっていくその瞬間を、皆さまぜひ高覧ください」とつづけた。

アルフレックスショップ東京|鈴木マサル 08

アルフレックスショップ東京|鈴木マサル 12

SPECIAL EXHIBITION 2014
「MARENCO × 鈴木マサル」

日程|10月23日(木)~11月4日(火)※10月29日(水)は定休日
時間|11:00~19:00
10月28日(火)18:00~21:00レセプション(一般入場可)
会場|アルフレックスショップ東京
東京都渋谷区広尾1-1-40 恵比寿プライムスクェア1F
Tel. 03-3486-8899
http://www.arflex.co.jp/

鈴木マサル|SUZUKI Masaru
テキスタイルデザイナー。多摩美術大学染織デザイン科卒業後、粟辻博デザイン室に勤務。1995年に独立。2002年に有限会社ウンピアット設立。2005年からファブリックブランド「OTTAIPNU(オッタイピイヌ)」を主宰。自身のブランドのほかに、2010年よりフィンランドの老舗ブランド「marimekko」のデザインを手がけるなど、現在、国内外のさまざまなメーカー、ブランドのプロジェクトに参画。東京造形大学准教授、有限会社ウンピアット取締役。

           
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