第1回 もしかして“はちみつ”ってすごいんじゃないの?
We Love Honey Beauty×HACCI 1912
第1回 もしかして“はちみつ”ってすごいんじゃないの?
はちみつ入りの産湯をつかい、ローヤルゼリーをおやつにして育った水谷仁美さん(マダムHacci)。まわりの人が思わずさわりに来るほどの祖母や母親のピカピカの素肌を間近で見て思ったのが、「もしかして“はちみつ”ってすごいんじゃないの?」。その“はちみつ”の魅力を藤原美智子さんと語り合います。
まとめ=梶井 誠(本誌)Photo by Jamandfix
祖母、母、マダムとつづく、“はちみつ”美肌の系譜
水谷 藤原さん、ご結婚おめでとうございます!
藤原 ありがとうございます。
水谷 ご結婚されて、また一段とお肌が美しくなられたように感じます。
藤原 水谷さんこそ、お会いするたびにつるんとして。その美肌の秘訣はやはり“はちみつ”ですか。私も『HACCI』の「BEAUTY HONEY」シリーズは愛用していますが。
水谷 私の実家が大正元年創業の養蜂園で、祖父は“ハチ博士”という異名をとるほど有名でした。ですから生まれたときからはちみつはいつも身近な存在でしたね。
藤原 おばあさまも美肌の持ち主で有名ですよね。
水谷 祖母も78歳になる母も、それは陶器のような白さなんです。それにただ白いだけじゃなくて、ぴかぴかなんです。それを見ていて、自分も40代を迎えて、「もしかして“はちみつ”ってすごいんじゃないの?」って。
藤原 みなさんはどう食べているんですか。
水谷 それはもう、ビンから直接スプーンでパクパクと(笑)。それでいて、健康的に痩せていてスリムなんです。
藤原 たくさん食べていいのね(笑)。
水谷 ご飯を炊くときティースプーン1杯入れてみてください。
藤原 甘くならない?
水谷 炊きあがったご飯に照りがでて、いたみにくくなります。
藤原 それはいいことを聞きました。私、料理にはお砂糖を使わないんです。
水谷 私の実家もそうです。
藤原 砂糖の甘さは舌がわかるんですね。
水谷 お料理にもお茶にももっと活用してほしいですね。
藤原 もっと食べないと!
ティースプーン1杯のなかに秘められた“はちみつ”パワー
水谷 “はちみつ”って顔のパックにも適しているんですよ。洗顔後にはちみつを薄く塗って、2~3分おいて洗い流します。
藤原 べとつかないんですか。
水谷 はちみつ自体には水分が少なくて、吸湿性に富むので、皮膚に直接塗ると、皮膚の表面の水分をはちみつが吸い取って皮膚をおおうので、外気に皮膚がさらされて乾燥するのを防ぐんです。
藤原 なるほど。古くエジプト時代から理想的な美顔薬として愛用されているのがわかりますね。
水谷 “はちみつ”には、皮膚のビタミンといわれるニコチン酸や、皮膚の健康保持作用のあるビタミンB6がたっぷりと含まれていて、止血、解毒、利尿作用のあるビタミンK、成長促進、老化防止のパントテン酸も豊富です。殺菌力もあるので、私の高校生の息子はニキビ対策に使っていますよ。
藤原 保湿力もあるから、冬のくちびるの荒れなどにもいいんですよね。
水谷 それと、ヘアにもいいんですよ。
藤原 トリートメントに?
水谷 そうなんです。シャンプー後にはちみつをトリートメントに入れたり、直接塗って、しばらくおいて洗い流します。サラッとしてツヤがでて、うちの祖父は「白髪が少なくなる」って言ってましたね。
藤原 それはぜひ試さなくては!
水谷 男性もひげ剃り後のお手入れや、吹き出物に塗ってもいいんです。
藤原 毎日の生活の中でとっても役立つんですね。工夫していろいろ使ってみたくなりました。
水谷 ぜひぜひ。いろいろお教えします!