Chapter 1 TOYOTA BLADEのすべて|“上質”を凝縮したクルマ
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2015年5月4日

Chapter 1 TOYOTA BLADEのすべて|“上質”を凝縮したクルマ

Chapter 1
TOYOTA BLADEのすべて

“上質”を凝縮したクルマ(1)

ショートなボディに、パワフルなエンジンと上質なインテリアというプレミアムカーの要件を凝縮させたトヨタ ブレイド。“ショートプレミアム”という今までにないジャンルを切り開く同車の魅力を紹介する。

文=小川フミオ写真=小川義文

“ショートプレミアム”というあたらしい価値

「大人しくない大人に。」というキャッチコピーを掲げているのがトヨタ ブレイド。ショートなボディに、パワフルなエンジンを搭載。かつ、内外装は際だつデザイン。セダンやミニバンに大人しく乗っているのでは物足りない、と思っているユーザーにとって、よきパートナーになりうる1台だ。

ブレイドが発表されたとき、「おもしろいクルマが出てきたな!」と思ったものだ。なにしろ、全長4260mmと車体は比較的コンパクトなハッチバック。でも抑揚のきいたボディデザインからしてなにか「ちがうもの」を感じさせ、実際、心臓はというと2.4リッターと3.5リッター。フツウのハッチバックにはない、余裕ある排気量だ。かつ、内装はレザーシートを用意するなど、素材にも凝っているではないか。

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トヨタがブレイドに与えたコンセプトは「ショートプレミアム」という。無駄に長くて大きなものより、「ショート」ななかに上質なものがギュッと凝縮されて詰まっているほうが贅たくでカッコいい。そんな価値感だ。上質な内外装はセダンやクーペのもので、これまでハッチバックにはあまり縁がなかった。でも自動車趣味が多様化すれば、当然小回りのきく機能的なデザインをベースにしながら、走りもつくりも高品質なクルマが欲しいとするマーケットの嗜好も出てくる。そこに向けて発表されたのがブレイドだ。

欧米では高性能ハッチバックをホットハッチと呼んで、ひとつのジャンルが出来上がっているのは、クルマ好きの方ならご存知のとおり。若々しい気分でクルマを楽しみたい大人にとって、上質なハッチバックはありそうでなかった、歓迎すべきモデルだ。


Chapter 1 TOYOTA BLADEのすべて|“ショートプレミアム”というあたらしい価値
Chapter 1 TOYOTA BLADEのすべて|エンジンは2.4リッター直4と3.5リッターV6
Chapter 1 TOYOTA BLADEのすべて|「身にまとう」という感覚

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