新型マツダ ロードスター、デビュー|MAZDA
CAR / NEWS
2014年12月26日

新型マツダ ロードスター、デビュー|MAZDA

MAZDA ROADSTER|マツダ ロードスター

新型マツダ ロードスター、デビュー

マツダは今日、4代目となる新型「マツダ ロードスター」を日本、米国、スペインでおこなわれたファン参加型イベントで世界初公開した。

Text by TAKEDA Hiromi

マツダ技術陣の強い想い

かねてから告知されていたとおり、マツダは9月4日、千葉県・浦安市「舞浜アンフィシアター」で開催されたファン向けイベント「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN」会場にて、第4世代に相当する新型ロードスターのワールドプレミアをおこなった。

「守るために変えていく。25年目の決意」というコンセプトが語るように、今回のフルモデルチェンジではドラスティックな進化がなされているようだが、この日公開されたスペックは、あくまで開発目標値とされていた。

「歴代の“ロードスター”のなかで、もっともコンパクト」と称するボディサイズと「現行モデル比で100kgを超える軽量化を実現」という言葉には、新型ロードスターに懸けるマツダ技術陣の強い想いがうかがわれる。

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また縦置き用に専用チューニングをほどこした、直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」や、おなじく専用チューニングを施した6段マニュアルトランスミッション、SKYACTIV技術とノウハウを駆使して新設した軽量で高剛性なフロント:ダブルウィッシュボーン式、リア:マルチリンク式サスペンションの採用も明らかにされた。

そしてボディデザインは、存在としての強い生命感を持つデザインを創造する「魂動(こどう)デザイン」とされ、これまでの歴代ロードスターのソフトなデザインから一歩踏み込み、よりダイナミックかつグラマラスなスタイリングへと変身を遂げたのも、大きな変化と言えるだろう。

現時点において、販売価格は未発表。発売時期は「2015年よりグローバルに導入する予定」とされている。

今回、アメリカ・モントレーとスペイン・バルセロナでも同時にアンベールされたことからも分かるように、新型マツダ ロードスターへの注目は世界レベルのものと言えるだろう。エンジンの概要や車重など、今後の続報にも期待されたい。

MAZDA ROADSTER|マツダ ロードスター(参考展示車:日本仕様)
ボディサイズ│全長 3,915 × 全幅 1,730 × 全高1,235 mm
ホイールベース│2,315 mm
エンジン│SKYCATIV-G 直噴ガソリンエンジン
トランスミッション│6段マニュアル
駆動方式│FR
サスペンション 前/後│ダブルウィッシュボーン / マルチリンク
ブレーキ 前/後│ベンチレーテッドディスク / ソリッドディスク
タイヤ|195/50R16
定員│2名
価格│未定
*数値はすべて開発目標値

           
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