Diary-T 158 fascismo
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2015年5月8日

Diary-T 158 fascismo

Diary-T

Diary-T 158 fascismo

文・アートワーク=桑原茂一

2009年DICTIONARY130号 「山のひとは賢い」

ファッション・デザイナー(remimx)小林節正にインタビューさせていただいてから

もう二年以上の月日が経つ。先賢の目、先見の目、があるひと。

ファッションは、そこ だと思うが、

ファッションの役割そのものがここ5、6年で大きく変わった今では、

生き方そのものがファッションという思想は残されたものの

ファッションから「ン」を、運を、溫を、抜いたら、とつぜん、

「ファッショ」になってしまうように、

日本の社会のファッショ的傾向がここまで顕著に露見する時代には、

ファッションの役割も、

自由な創造性と高貴なクオリティから生まれる権威ではなく、

フラットな合理性、つまり、ほどほどでいい……利便性のあるユニホーム化へと

その役割が大きく変化してしまったのも致し方ないことかも知れない。

「ファシズム」(伊: fascismo)の語源は
イタリア語の「ファッショ」(束(たば)、集団、結束) で、
「ファッショ」はさらにラテン語の「ファスケス」(fasces、束桿)を語源とする。ファスケスは斧のまわりにロッド(短杖)を束ねたもので、
古代ローマの執政官の権威の象徴とされた……

Diary-T 158 fascismo 01

なんてのたまうwikipedia的物知り顔発言が、

日本のファッショを拡散させ、知らないうちにそこかしこに気味の悪い正当性の是非をのさばらせてしまうのだから、

私はもっと慎重に言葉を選ぶ必要があるんですか。

で、山の賢人、小林節正はこれからはLIVEしかない。

どんなことも本当のことはLIVEでしか伝わらない。

ディクショナリー倶楽部の存在はこれからではないかと励ましていただいた。

で、そこへ偶然あらわれたのが、坂本美雨ちゃん、

なんでもこれから

ディクショナリー倶楽部の『mt博ーmt expo 2011』へ向かうとか、

Diary-T 158 fascismo 02

最終日の今日も、朝早くからファンの方々が門の前で並んでいた。

当然なのでしょうが女子率99%

その静かに熱い熱気も、まさにそこに行かなければ手に入らないLIVE感、

おなじ思いの仲間たちが毎日千人以上全国から集まってくるライブ感。

おなじ満員でも、不満が充満する満員電車とMT博との大きなちがい。

楽しいエネルギーの創造こそが未来への希望だと自分を丸め込んでさぁ明日へ

Diary-T 158 fascismo 03

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Diary-T 158 fascismo 04

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