「ISETAN LIVING×HIROCOLEDGE」 BED│気持ちに響く、円と直線の大胆な図柄
「ISETAN LIVING×HIROCOLEDGE」
BED│気持ちに響く、円と直線の大胆な図柄
「ISETAN LIVING×HIROCOLEDGE」の特集第3回は、伊勢丹リビングの寝具・ベッド用品担当バイヤーの橋本 洋さんが、寝室で過ごす時間が楽しくなるアイテムを紹介する。
人物写真=川本史織文=伊勢丹 リビング営業部 寝具・ベッド用品 橋本 洋
各アイテムのデザインや配色に連動性をもたせました
世界的にも評価の高い最先端プリント技術をもつ国内メーカーによるインクジェットプリントにより、シャープなラインと高い発色性を実現しました。
肌触りはとても重要。やわらかな肌触りを実現するためにインド超長綿にプリント後、微起毛加工をほどこしました。配色のやわらかさが、素材の風合いによってさらに引き立ちます。
各アイテムのデザインや配色に連動性があるので、お客さまにさまざまなコーディネイトを楽しんでいただけるかと思います。
寝室はもっとも自分を解放することのできる場
──高橋理子さんの作品についてどんな印象をおもちですか
高橋理子さんのデザインの価値は、つくり手のことも、お使いいただくお客さまのことも同時に考えた丁寧なお仕事にあると思います。
円と直線だけでありながら、その大胆な図柄が既存の商品にはないインパクトと付加価値を与えてくれています。
寝室はもっとも自分を解放することのできる場だと考えています。見ているだけで楽しくなる、心が開放される。「気持ち」に響く、そんなすばらしいデザインだと思います。
──今回の「ISETAN LIVING×HIROCOLEDGE」プロジェクトについて
今回の「ISETAN LIVING×HIROCOLEDGE」は、カテゴリーを横断しての「オンリー・アイ」企画となっていますが、本来ならば、当たり前のようにカテゴリーを超えて提案をしなければいけないと思っています。
今回のとり組みは、今までにない新しい提案として、ひとつの挑戦であると思います。
お客さまの暮らしを彩るための提案をこれかも継続的にバイヤー一丸となってとり組んでいきたいです。
──3月4日(水)からいよいよ販売です
高橋理子さんの仕事にとり組む真摯な姿勢が刺激になり、非常に楽しいお仕事をさせていただきました。
デザイン価値、クオリティ価値の高い商品に仕上がっていると思います。
この商品をお使いいただくことで寝室で過ごす時間が楽しくなる、心豊かになると感じていただけたら、最高にうれしいです。
今回手がけたアイテムのなかでも最大の表現面積をどのように活かすかがポイントでした。
通常、コンフォーターケースなどはシングルサイズからキングサイズまで対応可能にするために、柄合わせを気にせずに生地を接ぎ合わせることができる、細かく有機的な柄が多く見られます。
しかし、私らしい大胆さを表現したいと考え、柄合わせができる範囲内で最大の柄表現を試みました。
それを可能にしたのは、インクジェットプリントです。これほどまでに大きい柄を表現し、シルクスクリーンプリントでは版数が多くなってしまう多色づかいも、インクジェットプリントだからこそ実現できたのだと思います。
また、色調に関しては、空間を占める面積の大きさや、就寝時の身近な存在であることなどを考慮して、優しいトーンでまとめました。