BMW i3 発表|BMW
CAR / MOTOR SHOW
2015年4月7日

BMW i3 発表|BMW

BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3

BMW i3 発表

日本時間7月29日夜、予告されたとおり、BMW i3がワールドプレミアとなった。

Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)

自然と調和するクルマ

ニューヨーク、ロンドン、北京の3都市を結んで、ついにBMW 初の市販電気自動車「BMW i3」が公開された。

まずは偽装が完全にはずされた外観だが、BMWによれば2つの大きな特徴があるという。

ひとつはボンネットから、ルーフを経由し、ハッチゲートにいたる“ブラックベルト”よばれる黒いライン。もうひとつは、後席の窓を広くとった“ストリームフロー”とよばれる、独特の形状のボディサイドのルックスだ。

カーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)、アルミニウム、プラスチックを主体に、製造から解体まで、環境負荷が低い、リサイクル素材を多用しているボディは、4色のメタリックカラーか2色のソリッドカラーからその色を選択可能。いずれも前述のブラックベルトとのコントラストが映えるカラーであるとされる。キドニーグリルとサイドスカートにはいるアクセントラインはBMW iのイメージカラーであるブルーか、フローズングレイメタリック。

BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3

BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3

インテリアはレザー、ウッド、ウールを中心に、染料もたとえばオリーブの葉をつかうなど、自然素材を積極的に使用。フロントシートは、後席の居住性を高めるため、背もたれが薄くつくられており、運転姿勢もややアップライト気味になるという。巨大なコラムレバーには、スタートスイッチやドライブモードのセレクターなど、多くの機能を集約した。

インテリアのルックスは、標準の「アトリエ」のほか、「ロフト」、「ロッジ」、「スイート」とよばれる3パターンをオプション設定。

機能や性能にかんしてはすでにお伝えしているが、クルマにSIMカードを内蔵し、完全にネットワーク接続を前提とした初の電気自動車である、ということもi3の特徴だ。日本では、欧州、アメリカ車のこういった機能の展開は非常に難しくなっているが、はたして、いかなる展開が予定されているのかも楽しみなところ。

その他、今回発表されたスペックは以下のようになる。価格は34,950ユーロ(約460万円)だ。

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BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3
ボディサイズ|全長3,999×全幅1,775×全高1,578mm
ホイールベース|2,570 mm
最低地上高|140 mm
最小回転半径|4.93メートル
トランク容量|260-1,100リットル
重量|1,195 kg (1,315 kg)
最高出力| 125kW(170ps)
最大トルク|250Nm
駆動方式|RR
タイヤ|155/70R19(前155/70R19 後175/65R19)
0-100km/h加速|7.2 秒(7.9秒)
最高速度|150km/h
*カッコ内はレンジエクステンダーモデルの数値

 

 

 

 

           
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