BLANCPAIN│海底に棲む伝説の海洋生物、シーラカンスに出会う
「ゴンベッサ・プロジェクト」をサポート
海底に棲む伝説の海洋生物、シーラカンスの謎に迫る
1735年に産声をあげ、現存する最古の時計メゾンとして知られるブランパンが、南アフリカでおこなわれる深海に生息する古代魚シーラカンスを調査するための「ゴンベッサ・プロジェクト」をサポート。世界的に有名なダイバーであり、自然科学者のローレン・パジェスタ(Laurent Ballesta)氏が、ブランパンのダイビングウォッチ「フィフティ ファゾムス」を身に着けて海底調査へと乗り出した。
Text by YANAKA Tomomi
シーラカンスとの遭遇を目指す学術調査探検
地元南アフリカの人々が「ゴンベッサ」と呼ぶ、体長約2メートルの古代魚シーラカンス。約7000万年前に絶滅したと考えられていたこの魚は、1938年に“発見”されて以来、魚から陸上で生活する動物への“遷移動物”と考えられ、3億7000万年前の姿をとどめた“生きた化石”として動物学における重要な研究対象となってきた。
しかし、個体数が少ないことと、水深100メートル以上の深海に生息しているため、これまでに直接目撃されることはほとんどなかった。しかし、今回の「ゴンベッサ・プロジェクト」では、2年間の学術調査などの準備にくわえ、今年4月5日から5月15日まで40日間に及ぶ海洋調査を実施。史上はじめて生きたシーラカンスと接触しながら、観察と科学的実験がおこなえる態勢が整えられた。
実際に潜水し調査にあたるローレン・パジェスタ氏は、ブランパンのダイビングウォッチ「フィフティ ファゾムス」コレクションを着用。このウォッチは、水深50ファゾムス(約91メートル)までの水密性をそなえ、初の近代的ダイビングウォッチとして1953年に開発されたモデルを受け継ぐもの。
このほかにも海に関するプロジェクトをサポートし、水中世界の専門誌を毎年刊行するなど、大海原と積極的にかかわってきたブランパン。進化の解明に多大な役割を果たすであろう、シーラカンスとの“出会い”に「フィフティ ファゾムス」コレクションが貢献する役割は大きい。
X FATHOMS|X ファゾムス
ケース│直径55.65mm × 厚さ24mm、サテン仕上げのチタニウムケース
ムーブメント│自動巻キャリバー9918B
パワーリザーブ│約120時間
石数│44個
防水性│30気圧
価格│376万9500円
ブランパン ブティック銀座
Tel. 03-6254-7233
http://www.blancpain.com/
ゴンベッサ・プロジェクト
http://www.coelacanthe-projet-gombessa.com