MOVIE│84歳の名物カメラマンを追ったドキュメンタリー『ビル・カニンガム&ニューヨーク』
MOVIE│試写会に5組10名様をご招待!
世界中のファッショニスタから尊敬を集める“本物のセレブリティ”
84歳の名物カメラマンを追ったドキュメンタリー『ビル・カニンガム&ニューヨーク』
ストリート・ファッションスナップのパイオニアともいえるビル・カニンガムのドキュメンタリー『ビル・カニンガム&ニューヨーク』が5月18日(土)より全国ロードショーされる。OPENERSではこれを記念し、公開前の5月14日(火)に開かれる試写会に5組10名様をご招待する。
Text by YANAKA Tomomi
リチャード・プレス監督が足掛け10年の期間をかけて完成
ニューヨークの街角で50年にもわたり毎日ファッショントレンドを撮影しつづけ、長年ニューヨーク・タイムズ紙の人気ファッションコラムを担当する、ファッションフォトグラファー/コラムニストのビル・カニンガム。
84歳の現在も“現役”として街で撮影し、セレブリティから一般のひとにまで多大な影響を与えているが、彼自身については謎に包まれている。親しい業界人でさえ彼のプライベートを知る者はほとんどいないという。そんなカニンガムに、本作が長編初監督となるリチャード・プレス監督が8年がかりで撮影交渉。撮影と編集に2年、足掛け10年の制作期間を経て完成させた。
ビルと彼の周囲の愛すべき人物たちを、ユーモラスかつ温かな視線で映し出す
雨の日も風の日も青い作業着に身を包み撮影をつづけているビル・カニンガム。彼が50年以上も暮らしているカーネギー・ホールの上のスタジオアパートはフィルムで占領され、ほかには簡易ベッドが置いてあるだけ。仕事以外のことにはまったく無頓着で、頭のなかはいつもファッションのことだけでいっぱいなのだ。
アメリカ版ヴォーグ誌編集長アナ・ウィンターいわく「私たちは毎朝、ビルのために着るのよ」と言わしめる存在でありながら、ビル自身はいつもおきまりのブルーの作業着姿だ。雨の日にかぶる安物のポンチョはやがて破れてしまうからと新調することもなく、テープで修繕、「コーヒーは安ければ安いほどおいしい」と語る。そんな彼の知られざる私生活や仕事ぶりがようやく明らかにされる──。
ニューヨークの街に暮らすビルと彼の周囲の愛すべき人物たちをユーモラスかつ温かな視線で映し出し、ニューヨークのある映画館で公開されるやいなや人気に火がついた本作。世界中のファッショニスタたちから尊敬を集める“本物のセレブリティ”の素顔に触れてみたい。
『ビル・カニンガム&ニューヨーク』の試写会に5組10名様をプレゼント!
そしてOPENERS読者に朗報。本映画の試写会の鑑賞券を5組10名様にプレゼントします。ご希望の方は下記ボタンよりご応募ください。
応募締切|5月1日(水)正午まで
応募は終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
※当選された方には当選通知メールをお送りします。当選された方は、件名はそのまま、必要事項を明記のうえご返信ください。なお、ご返信期限が過ぎた場合、無効となりますのでご注意ください。
『ビル・カニンガム&ニューヨーク』試写会に5組10名様をご招待!
日程│5月14日(火)
時間│18:00開場、18:30開映
会場│新宿バルト9
東京都新宿区新宿3-1-26 新宿三丁目イーストビル9F
『ビル・カニンガム&ニューヨーク』
5月18日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督│リチャード・プレス
出演│ビル・カニンガム、アナ・ウィンター、トム・ウルフ<
配給│スターサンズ、ドマ
2010年/アメリカ/84分
© The New York Times and First Thought Films.