EAT|ジャズの“ライブセッション”のように食を楽しむ「cafe 104.5」
cafe 104.5|カフェ イチマルヨンゴー
EAT|ジャズの“ライブセッション”のように食を楽しむ
ブルーノートジャパンがプロデュースしたカフェ&エピスリーがオープン!
この春、グランドオープンを迎える東京・神田淡路町の複合施設「WATERRAS(ワテラス)」。4月12日(金)、ここにブルーノートジャパンがプロデュースする“ライブ感”を体現させたカフェ&エピスリー「cafe 104.5(カフェ イチマルヨンゴー)」が誕生する。
Text by KUROMIYA Yuzu
音楽と空間、そして食。その場のシンパシーを料理で表現
老舗のライブハウス ブルーノート東京のもつ“ライブ感”を体現させたという「cafe 104.5」。シェフを務めるのは、三ツ星「ラ・コートドール」などのレストランをはじめ、ヨーロッパ各地でさまざまな経験を積んできたブルーノート東京グループ シニアシェフである長澤宜久氏。フランスのエスプリを食文化をつうじて感じ取ってきた長澤シェフならではの、カジュアルでありながらも上質なカフェメニューが揃う。
日本人の味覚にあった「和豚もちぶた」や新潟「山古志牛」などの貴重な食材を、自家製シャルキュトリー、鉄焼き(plancha)、オープン焼きなどのさまざまなスタイルで提供。さらに、レモン・ローズマリー・ペッパーを漬け込んだ特製オリーブオイルや、自家製オリジナルソースがテーブルに用意され、気分や好みに合わせ、ジャズの“ライブセッション”を楽しむようにお客自身がアレンジして料理を味わうことができる。
また、商業施設名「WATERRAS」=“和”テラスにちなみ、上新粉とこだわりぬいたエサと飼育環境で作られた「こだわりたまご」を使用した生地に、あんこやクリームチーズを合わせ、旬の果物や和の素材をあしらった新感覚ロールケーキ「まるたロール」(660円~)や、「鉄板おこわ/マダムNORIMATSU・梅和え」(780円)、「カレーうどん/CHIKARA」(980円)など、和との融合で生まれたメニューも登場。
ドリンクメニューは、数かずのビールコンペで入賞歴を誇る国産クラフトビール「常陸野ネストビール」の蔵元「木内酒造」によるオリジナルビール「104.5 エール」をはじめ、国内外のクラフトビール7種類、広島の蔵元「竹鶴酒造」の日本酒、ワイン、バーボンやブランデー、各種ソフトドリンクなどを取り揃える。
「cafe104.5でもライブでしか生まれない、そのときの瞬間の雰囲気の大切さを食で表現したいとおもっています。世界中の音楽をお客様に楽しんでもらう──そんな場のシンパシーを料理で表現していきたい」と長澤氏は意気込みを語る。
そのときにしか味わえない食とすてきな瞬間とのマリアージュ。長澤氏がつくる料理とともに「cafe 104.5」の持つ“ライブ感”を体験しに、ぜひ訪れてみたい。
長澤宜久|NAGASAWA Takahisa
1965年生まれ。1991年に渡仏。ミシュラン三ツ星「ラ・コートドール」ほか、レストランからブラッスリー、カフェまで、フランス各地の名店で経験を積む。帰国後、港区・南青山のフレンチレストラン「アディング・ブルー」のシェフに就任。「普段使いのできる料理店」がコンセプトというフランス料理に、多くのファンが訪れた。2013年にブルーノート東京グループ シニアシェフに就任。近年は親友のパトリック・ゴーティエやクリスチャン・ル・スケール(ルドワイヨン)、エリック・トロション(MOF)らと交流を深めており、彼らの料理やライフスタイルに影響を受けている。