C3ベースのミニバン C3ピカソ英国発売|Citroen
Citroen C3 Picasso|シトロエン C3 ピカソ
C3ベースのミニバン、英国発売
シトロエン「C3」をベースにしたミニバン、「C3ピカソ」はマイナーチェンジを果たし、「DS3カブリオ」とともに、今年パリモーターショーにて公開されたが、そのC3ピカソが英国で発売となった。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
EGS6+右ハンドル仕様も
2008年パリモーターショーでコンセプトモデルが公開され、2009年から販売されている、シトロエン「C3」をベースとしたマルチパーパスビークル「C3 ピカソ」。日本正式導入のないモデルではあるが、今年のパリモーターショーでは、バックビューモニターの設定、LEDデイタイムランニングライト、コーナリングライトの追加など、現代化を果たしたバージョンが公開されている。
1.4リッターVTi(可変バルブリフト・可変バルブタイミング インジェクション)エンジンモデルと、1.6リッターHDi(高圧直噴)ディーゼルエンジンモデルが存在し、それぞれ、エンジン出力の差などにより、多彩なラインナップを形成しているこのC3ピカソ。
今回の発表では、最高出力95bhp、 CO2排出量145g/kmの 1.4リッターVTiエンジン登載、マニュアルトランスミッションモデルが12,995ポンド(約171万円)から、最高出力90bhp、CO2排出量112g/kmの1.6リッターHDiエンジンモデルは14,090ポンド(約186万円)からと発表された。
2011年まで、マニュアルトランスミッションのみで2ペダルモデルが用意されなかった同車は、現在、最高出力120bhp 、CO2排出量137g/kmのVTiエンジンにシングルクラッチ式の6段オートマチックトランスミッションである「6EGS」を組みあわせたモデル(16,130ポンド(約213万円)から)や、エンジンスタート/ストップシステム、回生ブレーキが登載されたモデルも存在し、また、今回公開された写真にあるように、英国向けは、右ハンドル仕様である。
コンパクトなボディながら、広い室内、良好な視界など、高いポテンシャルを感じさせる一台だけに、日本導入も期待したい。