「ショートパンツ、ア・ラ・カルト」
例年以上にバリエーションが豊富で、チョイスの幅が広がった今夏のショートパンツ。「開放的」を絵に描いたようなアイテムだが、Tシャツ&ビーサンで着こなすのは休日オンリーにしたいもの。普段、街で履く場合はやはりちょっとした工夫が必要です。さて、編集大魔王はこの夏、どんなふうにショートパンツを穿きこなすのでしょうか?
Direction by SUKEZANE TomokiPhotographs by YAMAGUCHI KenichiStyling by KAWAI Kohta Text by HATAKEYAMA SatokoGrooming by 大東京
vol.22 ショートパンツ、ア・ラ・カルト【ʃɔ':rt pæ'nts】
祐真 「ショートパンツはここ数年、様々なバリエーションが発表されていますが、今年は特に充実。なかでも、丈が短めでゆったりしたシルエットのものが気分です。マイクロミニ丈にもトライしたいという気持ちはありますが、バランスやスタイリングのしやすさでいえば、膝上ぐらいの感じがちょうどいいと思います。
トップには、トラックジャケットなどのジャージをタイトにあわせてもいいし、テーラードジャケットでシックにみせるのもおすすめ。ハイソックスをスタイリングしたのは、ショートパンツとはいえ、正装するぐらいの心持ちで穿きたいから。Tシャツやビーサンをショーツにあわせてカジュアルに着こなすのもオフならアリですが、仕事や人前に出る場合はやはりきちんとしていたいものです。
無地のショーツには派手な柄のハイソックス、柄物のショーツには無地のハイソックスというように、見た感じのメリハリがあるとなお良いですね。ハイソックス好きとしては、この夏はショートパンツ+ハイソックスがスタンダードになりそうです」
ショートパンツ2万7000円(エンジニアド ガーメンツ/エンジニアド ガーメンツ 03-6419-1798) サングラス8万円(ミスター・ライト/グローブスペックス ストア 03-5459-8377) *その他は本人私物
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