JAM HOME MADE|人気アクセサリーの弊誌別注モデルが登場!
JAM HOME MADE|ジャム ホーム メイド
人気アクセサリーの弊誌別注モデルが登場!
1998年の誕生以来、職人の手作業による確かな品質と、遊び心溢れるデザインで人気を博してきたジャム ホーム メイド。このたび、弊誌のECサイトrumorsとのコラボレーションで、2つのブレスレットが誕生した。デザイナーの増井元紀氏が語る、このアイテムの魅力とは。
Photographs by SAITO Seiichi(Interview)Text by SUGIURA Shu(OPENERS)
誰もが見覚えのある“アレ”が上質なレザーブレスレットに
デザイナー増井氏が手がける、ジュエリーを中心としたブランド、ジャム ホーム メイドでは、ブライダルリング、革小物、シルバーアクセサリーなど、ウィットに富んださまざまなアイテムを一点一点都内の工房で生み出している。
ここで紹介するブレスレットも、ジャム ホーム メイドらしい大変ユニークなアイテムだ。
「もとは、クラブキングの桑原茂一さん企画のイベント“Smile Rock『Rocki'n Arrow』”に参加するさいに作った革小物なんです。『Smile Rock』というワードから、スペルは違いますが、鍵で笑顔を生み出そうと考えました。鍵というのはジュエリーアクセサリーの定番モチーフなので、それをあえて避けずに真正面から取り組もうと」
スポーツジムなどで腕につけるロッカーの鍵。それをそのまま上質な革で作った洒落のきいた大人の革小物だ。もちろん機能もそのままで、ちゃんと鍵をつけられる。付属する鍵型の革は、よくみるとある仕掛けが‥‥‥。
もうひとつは、ロックフェスなどの入場パスとして用いられるエントリーパスのバンドを、革で作ったもの。こちらも何気ない道具を、素材を変えることで装飾品にリデザインしてしまおうという、ジャム ホーム メイドらしい発想だ。留め金具の天面にはブラックダイヤモンドを施すなど、ジュエリーとしてのこだわりも兼ね備えている。
「今回の作品は、身近に潜んでいる『ロック』をもとにしているんですが、ギボシ(ブレスレットを留める金具部分)にダイヤモンドを石留めしたり、素材と発色にこだわったり、言われて気づくようなところにも工夫を施しています」
オリジナルのアイテムはこの夏に発売されたもの。今回、そのふたつをrumorsが別注した。オリジナルではイタリアの高級革リスシオだったのを、世界の高級メゾン御用達のドイツのシュリンクレザーを採用した。固めのレザーから一転、柔らかくシボ感のある素材になったことで、印象は大きく変わっている。ネイビーに裏地がブルーという色味によって、カジュアルな雰囲気を演出した。これまでのジャム ホーム メイドでは見られなかったテイストに仕上がったと、増井氏も満足の様子だ。
今回のコラボレーションを企画したrumorsの松本は、デザイナー増井氏をこう評する。「ピュアでありながら、ウィットに富み色気がある人。じゃないとこんなユニークなデザイン思いつきません。rumorsオリジナルのジャム ホーム メイドが実現したことを大変嬉しく思っています」
何気ないアイテムが、増井氏の手によって唯一無二のファッションアイテムに生まれ変わる。さりげなくも気の利いたファッションを完成させるアイテムとして、これほど適切なアイテムはない。
JAM HOME MADE
http://jamhomemade.com/