X3のクリーンディーゼルモデルを日本導入|BMW
BMW X3 xDrive20d BluePerformance|
ビー・エム・ダブリュー X3 xDrive 20d ブルーパフォーマンス
X3のクリーンディーゼルモデルを日本導入
ビー・エム・ダブリューは、オフロード性能とオンロード性能の双方に優れる、4輪駆動の小型高級SUV(SAV)「BMW X3」のラインナップに、9月24日、直列4気筒クリーンディーゼルエンジンを搭載した「BMW X3 xDrive 20d BluePerformance」を追加、販売を開始した。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
大トルクと低燃費を両立
ディーゼルエンジンモデルの日本導入を積極的にすすめる、ビー・エム・ダブリュー。すでに、「X5」、「320d」、「320dツーリング」、「523d」、「523dツーリング」と、ディーゼンルエンジンモデルが日本に投入されている。そしてこのたび、コンパクトSAV「X3」にもディーゼンルエンジンモデルが追加された。
これまでの、BluePerformanceを冠するモデル同様、今回の「X3 xDrive 20d BluePerformance」も、ディーゼンルエンジンにおいて問題になるNOx(窒素酸化物)を吸蔵還元触媒などで処理する、いわゆるクリーンディーゼルであり、世界最高水準の排出ガス基準である、日本の「ポスト新長期規制」に適合する。
心臓となる2.0リッター直列4気筒ターボエンジンは、最高出力135kW(184ps)/4,000rpm、最大トルク380Nm/1,750-2,750rpmを発生。ディーゼルエンジンらしく、トルクに優れる。このトルクを4輪駆動技術、xDriveによって、前後輪に動的に配分することで、適切なトラクションと、力強い走りを実現していると、ビー・エム・ダブリューは謳う。
トランスミッションは電子油圧制御式8段オートマチック・トランスミッション(ステップトロニック付)。ブレーキエネルギー回生システム、エンジンオートスタート/ストップ機能、ECO PROモード付ドラインビングパフォーマンスコントロール、車速感応式パワーステアリング「サーボトロニック」、LEDスモールライトリング付 バイキセノンヘッドライトなど、BMW車ではおなじみの高効率装備も搭載し、JC08モードにおける燃費は18.6km/ℓだ。
価格は「X3 xDrive20i」にたいして23万円アップの564万円と設定された。
BMW X3 xDrive 20d BluePerformance|
ビー・エム・ダブリュー X3 xDrive20d ブルーパフォーマンス
ボディサイズ|全長4,650×全幅1,880×全高1,675mm
ホイールベース|2,810mm
トレッド 前/後|1,615/1,630mm
最低地上高|210mm
トランク容量|550リットル(後席折りたたみ時1,600リットル)
エンジン|1,995cc直列4気筒DOHCターボディーゼル
最高出力|135kW(184ps)/4,000rpm
最大トルク|380Nm(38.7kgm)/1,750-2,750rpm
駆動方式|4輪駆動
トランスミッション|電子油圧制御式8段オートマチック
サスペンション 前|ダブル・ジョイント・スプリング・ストラット式、コイル・スプリング、スタビライザー
サスペンション 後|5リンク式、コイル・スプリング、スタビライザー
ブレーキ |ベンチレーテッドディスク
タイヤ|225/60R17
重量|1,840kg
最小回転半径|5.7メートル
燃費|18.6km/ℓ(JC08モード)
価格|564万円