フィアット「パンダ4x4」をパリモーターショーで公開|Fiat
Fiat Panda 4x4|フィアット パンダ 4x4
フィアット「パンダ4x4」をパリモーターショーで公開
フィアットは、同社が「スーパーパンダ」と呼ぶ、AセグメントのSUV「パンダ 4x4」をパリモーターショーで公開すると発表した。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
悪路走破性を高めた四輪駆動のパンダ登場
フィアットが製造するAセグメントで唯一の4WDで、街乗りからオフロードまでオールラウンドにこなすコンパクトSUV、「パンダ 4x4」がパリモーターショーで公開される。
車体寸法は、全長3,680×全幅1,670×全高1,600mm、ホイールベースは2,300mmと、フィアットが「ミニSUV」と称するコンパクトなボディながら、路面状況におうじて制御プログラムを変更する、「ESC(横滑り防止装置)」や適切なトルク配分をおこなう「トルクオンデマンド」、50km/h以下の速度域でタイヤの空転を防止する「ELD(電子ロッキングディファレンシャル)」などの本格的な四輪駆動機構を採用している。
また悪路走破性を高めるため、ベースとなっている2輪駆動モデルよりも車高は高められ、15インチホイールに175/65サイズのマッド&スノータイヤ(M+S Tire)を標準装着。
サスペンションはフロントにマクファーソンストラット式、リヤにはトーションビーム式を採用しており、これらは「パンダ4x4」のために新開発されたもの。先代に比べ軽量化され、高い走破性能と乗り心地、静粛性を手に入れているという。
搭載されるエンジンは85psを発生する0.9リッターの「ツインエア」ターボエンジンと、75psを発生する1.3リッターの「マルチジェット2」ディーゼルターボエンジンの2種類が用意され、ともにエンジンオートストップ機能が採用されている。これに組みあわされるトランスミッションは、1段めが急登坂路や悪路走行用にエクストラローギア化された専用の6段トランスミッションだ。
ボディカラーはパステルカラーの「シシリアオレンジ」とメタリックカラーの「トスカーナグリーン」の2色が用意されている。
このクルマの詳細は、9月29日から始まるパリサロン(パリモーターショー)で発表される予定だ。
Mondial de L’Automobile 2012 Salon de Paris
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