コンセプトスタイルクーペ公開|Mercedes-benz
Mercedes-benz Concept Style Coupe|メルセデス・ベンツ コンセプト スタイル クーペ
コンセプト スタイル クーペ公開
メルセデス・ベンツは「コンセプト スタイル クーペ」を北京モーターショーで公開する。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
ショーに先駆けて情報開示された「コンセプト スタイル クーペ」は、これまで噂されていたコンパクト4ドアクーペで、メルセデス・ベンツによれば挑発的で力強いイメージを打ち出している。公開されたモデルは、全長4,637×全幅1,891×全高1,398mmのボディに、ターボチャージャーで過給される4気筒の新型ガソリンエンジンを搭載。最高出力155kW(211ps)を発生し、7G-DCTこと7段デュアルクラッチオートマチックトランスミッションを介して4輪を駆動するという。
注目は複雑な動きをみせるヘッドライトとテールライト。詳細はぜひ、記事下の動画を参照していただきたいが、スタンバイ状態ですでに赤く光っているヘッドライトは、肉食動物の目のをおもわせる独特の放射状の動きをみせ、ウインカーはピアノの鍵盤のようにパタパタと動く。ホイールは21インチ。タービンのようなデザインに、フロントグリル同様のこまかなダイヤモンド型のパターンが反復される。
インテリアはカーボンのトリムとシートのネオングリーンのパイピング、そしてエアコンの設定温度で色が変わるというエアベントが未来的なイメージを演出している。これに、インストパネルを覆う白いヌバックレザー、黒いアルカンターラレザー、ステアリングホイールのスエードがメルセデス・ベンツらしい高級感をくわえている。
メルセデス・ベンツによれば2013年の製品化がすでに予定されているこの新型4ドアクーペ。市場に登場する際は最高出力80kW(109ps)から155kW(211ps)までのエンジンバリエーションが用意されるという。