メルセデス・ベンツGクラスがマイナーチェンジ|Mecedes-Benz
CAR / MOTOR SHOW
2014年12月12日

メルセデス・ベンツGクラスがマイナーチェンジ|Mecedes-Benz

Mercedes-Benz G-class|メルセデス・ベンツ Gクラス

メルセデス・ベンツGクラスがマイナーチェンジ

ダイムラーは、メルセデス・ベンツの本格SUV「Gクラス」をドイツ本国でマイナーチェンジした。
「Gクラス」は、軍用の車両を祖にし1979年から33年ものあいだ販売されつづけている、歴史あるクロスカントリービークルだ。メルセデス・ベンツのSUVにはGクラスのほかにも「Mクラス」や「MLクラス」もあるが、高級乗用車としての快適性を追求しながらも、ラダーフレーム構造をはじめとするオフロード走破性を重視した堅牢な機構を持つ点でGクラスはほかと大きくことなる。

Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)

AMGに「G63 AMG」と「G65 AMG」も設定

今回のモデルチェンジでは、内外装の意匠が変更されたほか、V型8気筒ツインターボの「G63 AMG」とV型12気筒ツインターボ「G65 AMG」をあらたに設定。そして、最新の安全装備が選択できるようになった。

ヘッドライト下に追加されたLEDのデイタイムランニングライトと、あたらしいサイドミラーは全グレード共通。AMGモデルではさらにラジエーターグリルが変更されるほか、開口部の大きなバンパーが採用される。セーフティ面では、メルセデス・ベンツの最新テクノロジーがオプションで設定され、左右後方の死角に他車が入っているとドアミラー上の小さなインジゲーターで警告を出すブラインドスポットアシスト、駐車のサポートをするパークトロニックプラス、ディストロニックプラス(クルーズコントロール)などを選択することができる。

Mercedes-Benz G350 BlueTEC|メルセデス・ベンツ G350 ブルーテック

Mercedes-Benz G350 BlueTEC|メルセデス・ベンツ G350 ブルーテック

通常モデルのエンジンは2種類。尿素による排気ガス浄化技術「アドブルー(AdBlue)」を搭載する3.0リッターV型6気筒ディーゼルの「G350 BlueTEC」は、最高出力155kW(211ps)/3,400rpm、最大トルク540Nm/1,600-2,400rpm、燃費11.2ℓ/km(およそ8.9km/ℓ)、CO2排出量が295g/km。「G500」および「G500カブリオレ」に搭載される5.5リッターV型8気筒ガソリンエンジンは、最高出力285kW(388ps)/6,000rpm、最大トルク530Nm/2,800-4,800rpm、燃費14.9ℓ/km(およそ6.7km/ℓ)、CO2排出量が348g/km。

AMGモデルには以前のG55 AMGにかわり2種類が設定され、「G63AMG」の5.5リッターV8ツインターボエンジンが、最高出力400kW(544ps)/5,500rpm、最大トルク760Nm/2,000-5,000rpmと広い回転域で強力なトルクを発生する。最上位モデルとなる「G65AMG」は6.0リッターV型12気筒エンジンを搭載。最高出力450kW(612ps)/4,300-5,600rpm、最大トルク1000Nm/2,300-4,300rpmと、出力、トルクともに強烈なスペックをほこる。

このあたらしいGクラス、ドイツ本国では6月より発売され、価格も同時に発表されている。G350ブルーテックが 8万5,311.10ユーロ、G500が 9万9,948.10ユーロ、G500カブリオレが 10万900.10ユーロ。AMGモデルは、G63 AMGが 13万7,504.50ユーロ、G65 AMGが 26万4,180.00ユーロだ。 実車のお披露目は、まもなく開催される北京国際モーターショーにて。

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