MIU MIU|第3弾ショートフィルム『THE WOMAN DRESS』発表! ニューヨークでプレミア上映会を開催
MIU MIU│ミュウミュウ
ニューヨークでプレミア上映会を開催
第3弾ショートフィルム『THE WOMAN DRESS』を発表
ミュウミュウが才能あふれる女性監督とともに“ラブアフェア”を表現したショートフィルムの第3弾『THE WOMAN DRESS』を発表し、ニューヨークでプレミアム上映会を開催した。
Text by YANAKA Tomomi
ファッションへのとどまることを知らない執着が迎える過激な結末
ミュウミュウのショートフィルムプロジェクトでは、第1弾でゾエ・カサヴェテス監督が魅惑的で絢爛な世界を描いた幻想的な『The Powder Room』、第2弾では、ルクレシア・マルテル監督がファッショナブルなミュータントたちを表現したフィルムルノワール『MUTA』で、“ラブアフェア”を表現してきた。
今回の『THE WOMAN DRESS』も2つの前作に引きつづき、魅惑と欲望が満ち溢れる女性の世界をフォーカス。しかし、イタリア人女優、マヤ・サンサが演じる主人公は、ファッションへのとどまることを知らない執着は過激な結末を迎えることとなる。
洞窟を訪れた主人公は、魔女のいる薄暗い浴槽へと導かれ、指先に針を刺されて血を流す。魔女たちが入浴する彼女の周りで円陣を組み、奇妙な呪文を唱えると、そこには生贄となった主人公が一番望む姿、血のように赤いドレスに変わっていたというストーリーで、現実を超越した、まるで何かの儀式を垣間見ているような気持ちになる作品に仕上がっている。
作品にはミュウミュウの主要なドレスが登場するほか、赤いベルベットのカーテンや音声の逆回転、非現実的な演出といったシュールレアリズム的な手法が用いられているところも見どころとなっている。
ニューヨークで開催されたプレミアム上映会では、ジャーダ・コングランデ監督や、主演のマヤ・サンサをはじめ、劇中音楽を書き下ろしたオ・ルヴォワール・シモーヌや、女優で歌手のレイトン・ミースターら豪華な顔ぶれが登場。映画の世界観を堪能した。
ショートフィルムは現在、ミュウミュウのオフィシャルウェブサイトで公開中。また、ミュウミュウは、作品中で重要な役割を果たしている個性的なフレームが特徴の「ミュウミュウ カルト サングラス」を発表。miumiu.comで5月下旬から販売予定となっているという。
ジャーダ・コングランデ監督が描いた前の2作とは一線を画す、ファッションへの欲望が異常なまでに高じた女性の姿。おどろおどろしくもつい引き込まれてしまう映像美をぜひご覧あれ。
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