フェラーリ カリフォルニアに2013年モデルが登場|Ferrari
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フェラーリ カリフォルニアに2013年モデルが登場!
フェラーリは2+2シーター グランドツアラー「カリフォルニア」の2013年モデルの詳細を公開。3月、ジュネーブモーターショーに出展する。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
出力向上と軽量化を実現
2008年パリモーターショーで発表されたフェラーリ「カリフォルニア」。その2013年モデルにくわえられた変更は、それほど大掛かりなものではない。
まず、排気ガスの冷却と浄化をおこなうエグゾーストマニフォールドがあたらしいものになったほか、エンジンマッピングを変更したことにより、最高出力が22kW(30ps)増しの360kW(490ps)に、最大トルクが20Nm増しの505Nm/5,000rpmになっている。これにともない0-100km/h加速性能も3.9秒から3.8秒へと短縮したという。
くわえてシャシーにも若干の変更があった。詳細はあきらかになっていないものの「カッティング・エッジ アルミニウム ファブリケーション テクノロジー」とよばれる技術により、30kg程度の軽量化に成功しているようだ。
スポーティな運動性能を求めるむきには、オプションとして「ハンドリング スペシャル パッケージ」も用意される。このオプションでは、ボディのロールをおさえ、精密なボディコントロールを可能にする、よりハードなスプリング設定、よりクイックなステアリングレシオ、さらに高速な統合コントロールユニットで制御され、磁界を利用して素早いレスポンスをえる、マグネトレオロジカルダンパーが設定される。
カラーリングは設定可能な色が増え、ツートーンフィニッシュが可能になるほか、既存のボディーカラーにかんしても色合いの見直しがはかられるという。
フェラーリによれば、この2013年版カリフォルニアの生産は、すでにはじまっている。7年間のメンテナンスプログラムをセットにして、市場への投入はヨーロッパからとなる予定だ。