Diary-T 205 達磨
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2015年4月15日

Diary-T 205 達磨

Diary-T

Diary-T 205 達磨

文・アートワーク=桑原茂一

朝に死し(あしたにしし)、夕べに生まるるならひ、
ただ水の泡にぞ似たりける。
知らず、生まれ死ぬる人、何方より来たりて、
何方へか去る…

母「なんだえ、それは?「お文様」のようじゃないか?
僕「これですか?これは「方丈記」ですよ。
僕などよりもちょっと偉かった鴨の長明という人の書いた本ですよ。」

昭和二年五月 本所両国 芥川龍之介

ルヴァンの上田店の古本市で手に入れたこれを少しずつ開いているが、
どこを開いても、
これから自殺する人の遺書として読んでしまい、
心がざわざわと毛羽立ってしまう。
呑まないと自分に言い聞かせたにもかかわらず、また呑んでしまう不甲斐なさも手伝って、ぬかるみを歩くような心境だ。

読み込みに時間がかかっているようです。スパムソフトが勝手につぶやいています。と忠告を受けているせいでもうダブルでダウナーだ。と書き記し気分を変えようという困難な魂胆だな私。
そうだ、ニッポン放送の選曲が締め切りだ。
しかも今日はディクショナリー倶楽部caffeも
モアmore~smile rock againだ。

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