オープンモデルでゴーカート･フィーリングを

ミニのラインナップでは６車種めとなるミニ･ロードスターは、すでにデリバリーの開始されているミニ・クーペで磨きがかけられた「ゴーカート・フィーリング」を湛えた高い走行性能にくわえて、オープンの開放感を体感できるという。

エレガントなシルエットを強調するロードスターは、クラシカルなフォルムと軽快な走りを実現するために、あえて手動のソフト・トップを採用しており、車両重量はクーペと同じままとなっている。リアにはミニ・クーペと同様に、80km/hを超えると自動的に上昇するアクティブ・リア・スポイラーを採用し、高速走行時の安定性を向上させる。

グレード構成はミニ・クーペに準じる。ベーシックグレードの「クーパー」は90kw(122ps)/6,000rpm、160Nm/4,250rpmの1.6リッター直列４気筒自然吸気ユニット、「クーパーS」は135kw(184ps)/5,500rpm、240Nm/1,600-5,000rpm（オーバーブースト時は260Nm）の直列４気筒1.6リッター・ターボ・ユニットを搭載。そして最高峰の「ジョン・クーパー・ワークス」では直列４気筒1.6リッター・ターボ・ユニットながら、出力は155kw(211ps)/6,000rpm、260Nm/1,850-5,600rpm（オーバー・ブースト時には280Nm）となっている。

クーペ同様エコ対策も進んでおり、エネルギー回生システムやオート・スタート／ストップ機能などを採用することにより、クーパーの6段MTでは10・15モードで20.5km/ℓ、JC08モードでも19.0km/ℓを実現している。

これにより、５グレード中３グレードにおいてエコカー減税を受けることができる。具体的には、クーパーとクーパーSの6段MTが75パーセント減税、クーパーSの6段ATが50パーセントの減税対象となり、さらにクーパーとクーパーSのMTはエコカー補助金対応車種にもなる予定（2012年度第4次補正予算案の可決・成立後に制度実施）。

MINI Cooper Coupe│ミニ クーパー クーペ
ボディサイズ│全長3,740×全幅1,685×全高1,380mm
ホイールベース│2,465mm
エンジン│1.6リッター直列4気筒DOHC
トランスミッション│6段MT / 6段AT
最高出力│122ps（90kW）/ 6,000rpm
最大トルク│160Nm / 4,250rpm
燃費[6段MT]｜20.5km/ℓ(10・15モード) / 19.0km/ℓ(JC08モード)
燃費[6段AT]｜16.2km/ℓ(10・15モード) / 15.4km/ℓ(JC08モード)
CO2排出量｜133g/km
駆動方式│FF
ステアリング│右
価格│334万円(6段MT) / 347万円(6段AT)

MINI Cooper S Coupe│ミニ クーパーS クーペ
ボディサイズ│全長3,745×全幅1,685×全高1,380mm
ホイールベース│2,465mm
エンジン│1.6リッター・ターボチャージャー付直列4気筒DOHC
トランスミッション│6段MT / 6段AT
最高出力│184ps（135kW）/ 5,500rpm
最大トルク│240Nm / 1,600-5,000rpm
燃費[6段MT]｜20.0km/ℓ(10・15モード) / 17.6km/ℓ(JC08モード)
燃費[6段AT]｜15.6km/ℓ(10・15モード) / 15.4km/ℓ(JC08モード)
CO2排出量｜133g/km
駆動方式│FF
ステアリング│右
価格│364万円(6段MT) / 377万円(6段AT)

MINI John Cooper Works Coupe│ミニ ジョン・クーパー・ワークス クーペ
ボディサイズ│全長3,715×全幅1,685×全高1,380mm
ホイールベース│2,465mm
エンジン│1.6リッター・ターボチャージャー付直列4気筒DOHC
トランスミッション│6段MT
最高出力│211ps（155kW）/ 6,000rpm
最大トルク│260Nm / 1,850-5,600rpm
燃費｜-
CO2排出量｜139g/km
駆動方式│FF
ステアリング│右
価格│451万円(6段AT)