Diary-T 97 ワタシチガウ
さて、今日から始まる。ART PICNIC Vol.5
ディクショナリー倶楽部一周年記念イベントである。
なんだか毎日がうれしい気運が周りを取り囲んでくれているような気がする。
あの赤い帽子は覚悟の歳を向かえるシグナルだったのか?
赤!赤!赤!というと、
赤いレインコートを着た亡き娘さんの姿が視えるというのだ。
ロンドンで観た『赤い影』(DON'T LOOK NOW)の強烈さを一瞬思い出したが、
もちろんストーリーもなにも全く覚えていない。
ドナルド・サザーランドとジュリー・クリスティーの見事な演技と
こびとの老婆の存在に映画館の暗闇で凍りついたの思い出す。
話が違う。
そう、わたし ちがう。ワタシ チガウ ニホンジン 日本人ではありません私。
というのもね、
縄文人のつくった縄文土器のフィギアとアメリカ産のアレンジフィギアが
私の机で隅でひそひそ話をしているような奇妙な光景がここにある。
いまから一万6500年ほど前の縄文時代の気候環境とは、
日本列島が完全に大陸から離れて島国となっていた。そして、初めの頃は、現在よりも気温2度ほど低く、海水面も30メートルほど低かった。その後、海水面の高さが戻る。
といってまったく想像が出来ませんが、
なんとなく平和な時代が長くつづいたようなイメージがあります。
関東
照葉樹林帯の植物性食料と内湾性の漁労がこの文化圏の特徴で、特に貝塚については日本列島全体の貝塚のうちおよそ6割がこの文化圏のものである。陸上の動物性食料としてはシカとイノシシが中心。海からはハマグリ、アサリを採取した他、スズキやクロダイも多く食した。これらの海産物は内湾で捕獲されるものであり、土器を錘とした網による漁業を行っていた。
それなりにおいしい生活だったのかも。
で、戦後66年? アメリカ文化の影響とそのプロパガンダにより、
ワタシ チガウ ニホンジン
外国で、あなた日本人ですか?と問われて、
ワタシ チガウ ニホンジン
思わずそう叫ぶのではないかと思われる精神形状の、
新しい日本人やその彼らが生み出した文化のなかで私たちは暮らしている。
噛み合わない。当たり前のことではないか。
僕だって、思わずそう、おもらしそうになったことだってあるんだもん。
静かに静かに微妙に狂ってしまった私たちを待ち受ける未来はさて?
夏、遊んで暮らしたのなら、冬も遊んで暮らしなさい。
蟻とキリギリス
「夏には歌っていたんだから、冬には踊ったらどうだ?」と断られ、
キリギリスは餓死する。
じゃみんな、踊って暮らそうよ。ね。ね。ね。
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