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Cartier｜パリにて『カルティエ、スタイルと歴史』を開催 ギャラリー

<strong>Cartier｜パリにて『カルティエ、スタイルと歴史』展が開催</strong><br /><br /> ウィンザー公爵夫人のフラミンゴ ブローチ（1940） <br /><br /> ウィンザー公爵夫人は大量のジュエリーを所有していたが、そこからある時、一群の貴重な宝石が取り外され、ラ・ペ通り13番地のカルティエ工房のテーブルに置かれたと言われている。そのサファイアやルビーやエメラルドを見たジャンヌ・トゥーサンの脳裏に浮かんだのは、鳥のブローチのアイディアだ。堂々たる大きさと見る者を驚かせる色とりどりの羽根を持つフラミンゴを作ろうと彼女は考えた。ブローチを目にした公爵夫人は、たちどころに心を奪われた。ジャンヌと公爵夫妻のテイストの類似性を物語るエピソードである。その後2010年に、カルティエがこのブローチを入手し、コレクションに加えた。<br /><br /> N.Herrmann, Collection Cartier &#169; Cartier
<strong>Cartier｜パリにて『カルティエ、スタイルと歴史』展が開催</strong><br /><br /> エメラルドとダイヤモンドのブローチ（1913） <br /><br /> この大胆なブローチは、バレエ リュスにインスパイアされたもので、アール・デコ様式の先例を確立したといわれるカルティエのらしい作品。簡素化された形状と色彩が融合する近代的な美を特徴とする。また、前衛性を匠の技や軽やかさと両立させるパリジャンスタイルの見事な一例でもある。 <br /><br /> Nick Welsh, Cartier Collection &#169; Cartier
<strong>Cartier｜パリにて『カルティエ、スタイルと歴史』展が開催</strong><br /><br /> シングル アクセル型ミステリークロック（1921）<br /><br /> 時間は立ち止まらない、とよく言われるが、カルティエのミステリークロックはまさにその「時間を止めること」を実現しているかのような錯覚をおぼえさせる時計である。ルイ・カルティエとモーリス・クーエのコラボレーションによって、カルティエのミステリークロックは1912年に誕生した。<br /><br /> N.Herrmann, Collection Cartier &#169; Cartier
<strong>Cartier｜パリにて『カルティエ、スタイルと歴史』展が開催</strong><br /><br /> パンテールのヴァニティケース（1928） <br /><br /> 1920年代になるとジャンヌ・トゥーサンが、カルティエのデザイナーたちの協力を得て、パリ本店で小型革製品その他の製品部門の統括責任者として様々な品を手掛けるようになった。その頃に繊細な数々のヴァニティケースが製作された。1933年にはジャンヌがハイジュエリー部門のディレクターに就任し、非の打ちどころのないテイストと大胆さで、カルティエスタイルに多大な影響を与えた。パンテール（豹）のテーマを導入したのもジャンヌであり、このモチーフは、いくつかの品で採用された後にカルティエのエンブレムとなり、ウィンザー公爵夫人の特別なお気に入りとなった。 <br /><br /> &#169; Cartier
<strong>Cartier｜パリにて『カルティエ、スタイルと歴史』展が開催</strong><br /><br /> ティアラ（1934）<br /><br /> ジュエリーの世界にプラチナという新たな材料を導入することにより、ルイ・カルティエは、技術とスタイルの両面で真の革命をもたらした。ダイヤモンドをプラチナに初めてセットしたジュエラーがカルティエであり、その最も顕著な例がティアラである。1900年代に生まれたこの技法は、素晴らしく巧みな技を織り込むことを可能とし、かつてなかった軽やかな印象を伝える繊細な美しさを持つ品々を生み出した。この技法は瞬く間に欧州さらに世界各地の王族たちの心をとらえた。<br /><br /> N.Welsh, Cartier Collection &#169; Cartier
<strong>Cartier｜パリにて『カルティエ、スタイルと歴史』展が開催</strong><br /><br /> 展覧会のポスター<br /><br />
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