セイコー製ストップウオッチの殿堂デザインが、ついに腕時計になった!|SEIKO
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2021年10月18日

セイコー製ストップウオッチの殿堂デザインが、ついに腕時計になった!|SEIKO

SEIKO|セイコー

セイコーのスポーツ計時における歴史と伝統を身につける。「SPEEDTIMER」メカニカルモデル2機種と、ソーラーモデル4機種

<セイコー プロスペックス>より、セイコーが約50年に渡り培ってきた「正確な時を計る」技術と情熱を体現する新コレクション「SPEEDTIMER」が登場する。1960年代に製造されたヒストリカルモデルのデザインエレメントを継承する、数量限定モデルを含むメカニカルクロノグラフモデル2機種と、ソーラークロノグラフモデル4機種が展開される。

Text by OZAKI Sayaka

セイコーの“正確な時を計る”DNAを継承する、新生「SPEEDTIMER」

0.1秒、0.01秒に挑むアスリートたちを支え続けてきたセイコーにとって、1960年代は計時技術を大きく飛躍させた重要な時期と言える。1964年の東京オリンピックにおいて、ストップ・スタート・ストップ機構に「ハートカム」を搭載したストップウオッチを導入し、それまで不可能とされていた0.01秒単位の高精度な計時を実現した。
このストップウオッチの登場以前、セイコーは月産6000個前後のストップウオッチを生産していたが、スポーツの計時用途に耐え得る性能は確保されていなかった。1961年、大会に向けて開発をスタートし、わずか3年間で高性能な計時を達成、同イベントの成功に貢献した。
同じく1964年には、ストップウオッチ機能を腕時計に組み込んだ国産初のクロノグラフ「クラウン クロノグラフ」を発売し、そして5年後の1969年、垂直クラッチを搭載した世界初の自動巻きクロノグラフ「1969 スピードタイマー」を発売。これは、垂直クラッチを採用することにより、スタート・ストップ時の指針ずれや針飛びを抑制し同時に耐衝撃性も向上するなど、非常に優れた計時精度を実現したモデルだ。
こうした1960年代の開発の歴史を象徴する、セイコークロノグラフのマイルストーン「SPEEDTIMER」の名を受け継ぐ新たなコレクションが登場する。本コレクションは、セイコーが長年にわたって培ってきた、計時機器に求められる高い実用性を追求したデザイン哲学を継承し、時間を正確に読み取るための視認性や判読性を備えたメカニカルクロノグラフモデル2機種とソーラークロノグラフ4機種が取り揃う。
<セイコー プロスペックス>SPEEDTIMER メカニカルクロノグラフ Limited Edition
「<セイコー プロスペックス>SPEEDTIMER メカニカルクロノグラフ Limited Edition」は、本格的な計時機器の開発をスタートした1964年のストップウオッチの設計思想やデザインを色濃く受け継ぎ、本コレクションのデビューを象徴する数量限定モデルだ。クロノグラフ秒針は、ダイアル外周のタキメーター目盛りまで届く長さを確保し、先端をダイアル側に曲げることで目盛りとの距離を限界まで近づけて、判読性を極限まで高めている。また当時のストップウオッチに範をとり、プッシュボタンは押しやすく、リュウズは引き出しやすい形状を追求することで、クロノグラフの重要な要素である優れた操作性も確保されている。新開発のブレスレットは、適度な厚みと重量感を持たせ、重心を下げたケースの安定感と相まって高い装着感をもたらす。
キャリバー8R46
シースルーバックの裏からは、新たなメカニカルクロノグラフムーブメント「キャリバー8R46」が顔を覗かせる。この新ムーブメントには、垂直クラッチに加え、確実な操作感や安定した動作を実現するコラムホイールなど、「1969 スピードタイマー」から脈々と息づいている技術が、更に進化して搭載されている。
また、3本のアームが一体となったセイコー独自形状の三叉ハンマーは、クロノグラフ針の瞬時帰零を確実に行い、耐久性やメンテナンス性にも優れている。付属するオフホワイトのワンポイントステッチ入りカーフレザー製ストラップにも、本格スポーツウオッチならではの思想が盛り込まれている。ストラップ裏側の縫目を隠す「コンシール加工」を採用し、汗や皮脂による革素材の劣化を防ぎ、耐久性も高められている。
<セイコー プロスペックス>SPEEDTIMER メカニカルクロノグラフ
「<セイコー プロスペックス>SPEEDTIMER メカニカルクロノグラフ」は、国産初のクロノグラフからインスピレーションを得たネオクラシックな装いのレギュラーモデル。限定モデルと同じムーブメントやブレスレットを搭載し、シャープな形状の時分針とインデックス、チャコールグレー色のダイアルを備えている。
ストップウオッチ機能の操作に用いるハンマー型のプッシュボタンは、1964年に国産初のクロノグラフとして登場した「クラウンクロノグラフ」からインスピレーションを得たものだ。約50年前に誕生し、現在も多くのファンに愛されるモデルから受け継がれたデザインは、時分針およびインデックスの外周に施されたヴィンテージ調のルミブライトとも相まって、クラシカルかつモダンな印象を醸し出している。
<セイコー プロスペックス>SPEEDTIMER ソーラー クロノグラフ
そして、「1969 スピードタイマー」の造形を色濃く継承したコンパクトでスポーティーな「<セイコー プロスペックス>SPEEDTIMER ソーラー クロノグラフ」は、メカニカルモデル同様、ストップウオッチ機能を有するソーラークロノグラフムーブメント「キャリバーV192」を搭載し、4種類のカラーバリエーションで展開される。ヒストリカルモデルの特徴的な造形を継承したコンパクトな39ミリ径ケースに、カーブサファイアガラスを組み合わせ、クラシカルかつスポーティーな外観だ。
さらに緻密なヘアライン加工とミラーポリッシュ加工が施されたケースとブレスレットが、腕元に確かな存在感をもたらす。ダイアルには光の反射を抑える砂目調のパターンが施され、本格スポーツウオッチならではの高い視認性も兼備している。

<セイコー プロスペックス>SPEEDTIMER メカニカルクロノグラフ Limited Edition

  • Ref.|SBEC007
  • ムーブメント|自動巻(手巻つき、キャリバー8R46)
  • パワーリザーブ|約45時間(最大巻き上げ時)
  • ケース素材|SS(ダイヤシールド加工)
  • ケース径|42.5mm
  • ブレスレット素材|SS(付け替え用カーフレザー製ストラップ付属)
  • 防水|10気圧
  • 価格|35万2000円(税込)
  • 数量|数量限定1000本
  • 販売|2021年11月6日(土)

<セイコー プロスペックス>SPEEDTIMER メカニカルクロノグラフ

  • Ref.|SBEC009
  • ムーブメント|自動巻(手巻つき、キャリバー8R46)
  • パワーリザーブ|約45時間(最大巻き上げ時)
  • ケース素材|SS(ダイヤシールド加工)
  • ケース径|42.5mm
  • ブレスレット素材|SS
  • 防水|10気圧
  • 価格|33万円(税込)
  • 販売|2021年11月6日(土)

<セイコー プロスペックス>SPEEDTIMER ソーラー クロノグラフ

  • Ref.|SBDL085、SBDL087、SBDL089、SBDL091
  • 駆動方式|ソーラー(キャリバーV192)
  • 駆動時間|約6カ月間(フル充電時)
  • パワーリザーブ|約45時間(最大巻き上げ時)
  • ケース素材|SS
  • ケース径|39mm
  • ブレスレット素材|SS
  • 防水|10気圧
  • 価格|7万4800円(税込)
  • 販売|2021年11月6日(土)
問い合わせ先

セイコーウオッチ お客様相談室
Tel.0120-061-012(通話料無料)
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