1904年に製造されたオリジナルのエッセンスを凝縮。新作「サントスデュモン」XL｜CARTIER

CARTIER｜カルティエ

再設計されたデザインとプロポーション。新たな「サントスデュモン」XLが登場

EDITOR’S EYE
・SIHH2019で刷新された新デザインのサントスに、いよいよ機械式モデルが登場（昨年はクオーツのみ）
・エッジが効いたソリッドデザインが、20世紀前半のヴィンテージルックスに通ずる
・あまり言われてませんが、他ブランドと比べて、かなり“ヴァリュー・フォー・マネー”なアイテムでもあるのです

カルティエのアイコニックなコレクション「サントスデュモン」から、現代的なサイズアップとともに端正なプロポーションを備えた新作「サントスデュモン」XLが登場した。ケース素材にそれぞれ18KPG、18KPG＆SS、SSを採用し、アリゲーターレザー製ストラップを組み合わせた3モデルで展開される。

Text by OZAKI Sayaka｜Edit by TSUCHIDA Takashi

歴史を継承し洗練を極めた、普遍のタイムピース

1904年に製造されたオリジナルのエッセンスを凝縮。新作「サントスデュモンXL」

Laziz Hamani © Cartier

緊張感のあるフォルムのケースに、エレガンスを湛えた「サントスデュモン」コレクションより、そのアイコニックなデザインをXLサイズで華麗に表現した新作「サントスデュモン」XLが登場した。サンレイ加工サテン仕上げが施されたゆったりと大きなダイアルに、厳格な雰囲気を演出する剣型の針が配され、スタイルとエッセンスが見事に凝縮されている。また洗練されたケースデザインはそのままに、パール状の飾り付きリュウズ、アルベルト・サントス＝デュモンのイシャル「S=D」のエングレービング入りケースバックなど、随所にサントスデュモンコレクションの気品が継承されているのだ。

このモデルに向けてカルティエの時計職人たちが選んだのは、キャリバー 430 MC手巻きムーブメント。約38時間のパワーリザーブを備えた優れたムーブメントだ。このウオッチは、ケース素材にそれぞれ18KPG、18KPG＆SS、SSを採用し、グレー、ブラック、ネイビーブルーのアリゲーターレザーストラップを組み合わせた3モデルで展開される。

サントスデュモン XL

Ref.｜WGSA0032、W2SA0017、WSSA0032
ムーブメント｜手巻き（キャリバー 430 MC）
パワーリザーブ｜約38時間
ケース素材｜18KPG（WGSA0032）、18KPG＆SS（W2SA0017）、SS（WSSA0032）
ケースサイズ｜46.6×33.9mm
ストラップ素材｜グレーアリゲーターレザー（WGSA0032）、ブラックアリゲーターレザー（W2SA0017）、ネイビーブルーアリゲーターレザー（WSSA0032）
防水｜3気圧
価格｜180万8400円（WGSA0032）、90万7500円（W2SA0017）、66万円（WSSA0032） ※すべて税込

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