昔ながらのトリプルカレンダーが、モダンかつシャープな雰囲気のエッジモデルに生まれ変わりました|VACHERON CONSTANTIN
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2022年1月10日

昔ながらのトリプルカレンダーが、モダンかつシャープな雰囲気のエッジモデルに生まれ変わりました|VACHERON CONSTANTIN

VACHERON CONSTANTIN|ヴァシュロン・コンスタンタン

モダンかつシャープな印象。18KWGケースとグレーダイアルによる新作「トラディショナル・コンプリートカレンダー」

ヴァシュロン・コンスタンタンが「トラディショナル・コンプリートカレンダー」の新作モデルを発表した。

Text by YANAKA Tomomi

独特のレイアウトにより高精度ムーンフェイズをダイアル下部にゆったりと配置

クラシカルな時計製造の伝統を現代に表現するヴァシュロン・コンスタンタンの「トラディショナル」コレクション。18世紀からジュネーブで「キャビノティエ」と呼ばれる時計職人たちが製作した高級時計づくりの精神に則るシリーズだ。新作は、”トリプルカレンダー”の愛称でも知られるコンプリートカレンダー機構により、日付や曜日、月を表示し、これに月相と月齢を示すムーンフェイズも与えられた。
既存の18KPGのモデルに続き、今回登場した「トラディショナル・コンプリートカレンダー」は、41mmのケースに18KWGを用い、ベルベット仕上げのストレートグレーダイアルを採用。この新しい色調がダイアルの表示スタイルを引き立て、時計に現代的な印象をもたらしている。
曜日と月表示は一般的なトリプルカレンダーのようなダイアルの中央寄りではなく、外周部に左右離れて配置され、日付は先端に三日月型モチーフを配したセンター針を使って控えめに表示。この独特のレイアウトにより高精度ムーンフェイズをダイアル下部にゆったりと配置するスペースが生み出された。
ムーブメントは308個の部品で構成され、ヴァシュロン・コンスタンタンが初の完全自社設計開発を手掛けた自動巻きキャリバー2460 QCL/1で駆動。振動数は毎時2万8800回、ストップセコンド機能や40時間パワーリザーブ、さらにトリプルカレンダーの表示が備わり、122年毎に1度の修正しか必要としない精確なムーンフェイズも備えられる。
ケースバックから見えるムーブメントは、シンボルマークのマルタ十字をあしらい、オープンワークを施した22Kゴールドのローターをはじめ、地板のペルラージュやブリッジの面取りとコート・ド・ジュネーブの装飾など、美しい仕上げを鑑賞できる。

Ref.|4010T/000G-B740

  • ムーブメント|自社製自動巻き(Cal.2460QCL/1)
  • パワーリザーブ|約40時間
  • ケース素材|18KWG
  • ケース径|41mm
  • ケースバック|シースルー
  • ストラップ素材|ブラックのミシシッピ・アリゲーターレザー
  • 防水|3気圧
  • 価格|488万4000円(税込)
問い合わせ先

ヴァシュロン・コンスタンタン
Tel.0120-63-1755
http://www.vacheron-constantin.com