冒険のパートナーに理想的なウオッチ「ハンハルト パイオニア プリヴェンター9S」|Hanhart
WATCH & JEWELRY / WATCH NEWS
2024年6月21日

冒険のパートナーに理想的なウオッチ「ハンハルト パイオニア プリヴェンター9S」|Hanhart

Hanhart|ハンハルト

軍用時計として評価を得た歴史あるブランド「ハンハルト」

パイロット・ウォッチメーカー、ハンハルトのコレクションに新たにプリヴェンター9Sが登場。ブラックPVDケースと9時位置のスモールセコンドが特徴のこのウォッチは、いかなる冒険にも対応する時計だと謳う。

Text by WASEDA Kosaku

世界限定100本。高い実用性が魅力的なパイロット・ウオッチ

ハンハルトは1882年にスイスで創業。後に拠点をドイツ・ブラックフォレストに移し、ストップウオッチやクロノグラフを作るウオッチブランドだ。1924年からストップウォッチの生産を始め、1938年からはクロノグラフを量産化。軍用のストップウオッチやパイロットクロノグラフを生産した。
第二次世界大戦中にはドイツ軍に採用され、軍用時計としての名声を確立。しかし戦後には、ドイツの敗戦や東西分断により一時的に姿を消すことになる。1997年にアンティークフェアで伝統的なパイロットクロノグラフのレプリカを発表し、復活を遂げた。その後も名作を掘り起こし、現在はパイオニアシリーズを中心に軍用時計の伝統を受け継ぎつつ、最新のトレンドを取り入れたウオッチを提案している。
今回登場した「パイオニア プリヴェンター9S」は、ハインハルトの他モデルと同様、最高の基準をベースに設計され、高い精度と信頼性、視認性、堅牢性を確保している。
デザインは1950年代当時のモデルに基づいたもの。9時位置のスモールセコンドは、当時のモデルにもこの形式が採用されていた。クロノグラフ・キャリバー42からセンターセコンドと3時位置のストップミニッツを取り外すと、9時位置のスモールセコンドが残る構造になっていた。
文字盤は、無地のブラックのダイヤルのコントラストと、明るいカテドラル針、明るいアラビア数字、白いミニッツマーカーの組み合わせにより、優れた視認性を実現している。針と数字には、夜間の視認性を高めるスーパールミノバ® C3 蓄光素材がコーティングされ、夜間の使用も問題ない。
ステンレススチールケースには、ブラックPVDコーディングが施され、表面を保護。あらゆる状況化で気兼ねなく使える仕様に。Hanhart ロゴの「h」が付いたリューズは、操作しやすいよう大き目に設計された。
凸型で内面反射防止のサファイアクリスタルは傷から筐体を保護し、最大10気圧の耐水性も併せ持ち、あらゆる冒険シーンに対応できる堅牢性を実現している。
それらケースに収まるのは、信頼性の高いSW 200自動巻きムーブメント。スモールセコンドを9時位置に移動する修正が施されており、これはスイスのDubois Déprazによって高い基準のもと作られたものだ。
ストラップは、ホワイトのステッチが施されたブラックのカーフ・ストラップで、内側にはアルカンターラを採用。ブラックPVDコーティングされたピンバックルによって、しっかりとした確かな装着感を実現している。
軍用時計として確かな歴史と実力をもつ、ハンハルト。その魅力は現代の技術と合わさり、より強固なアイデンティティを手に入れた。
ハンハルト パイオニア プリヴェンター9S
ダイヤルカラー|ブラック
価格|35万2000円
発売時期|2024年6月予定
ムーブメント|自動巻 SW200(Dubois Depraz)
約38時間パワーリザーブ、30石、4Hz,28,800振動
ケース|ステンレススティール製、ブラックPVDコーティング
ケースサイズ|40mm(径)×12.5mm(厚み)
風防|無反射加工サファイアクリスタル
防水性|10気圧防水
ストラップ/カラー|カーフ/ブラック、ピンバックル
問い合わせ先

ムラキ 時計部
Tel.03-3273-0321
https://hanhart.jp/

                      
Photo Gallery