伝説のキャリバーを搭載した「スピードマスター ムーンウォッチ 321 プラチナ」|OMEGA
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2019年8月8日

伝説のキャリバーを搭載した「スピードマスター ムーンウォッチ 321 プラチナ」|OMEGA

OMEGA|オメガ

キャリバー321を搭載し、月隕石の一部を組み込んだ「スピードマスター ムーンウォッチ 321 プラチナ」

オメガは、1957年にスピードマスターシリーズに搭載されたキャリバー321を復活させ、該当ムーブメントを搭載する「スピードマスター ムーンウォッチ 321 プラチナ」を、2019年冬にリリース予定だ。

Text by OZAKI Sayaka

月に行ったオメガの伝説的ムーブメントを最新ムーンウォッチに搭載

オメガは、長らく待ち望まれていたアイコニックなキャリバー321の復活を2019年初頭に発表した。このキャリバー321は、1957年にスピードマスターシリーズに搭載されたもの。「スピード マスター ST105.003」は、NASAの試験をクリアした公式装備品として認定を受け、アメリカ初の宇宙遊泳テストの際に宇宙飛行士エド・ホワイトが着用したことでも知られる。そして、アポロ11号の月面着陸から50周年に当たる本年に、このムーブメントを搭載した初の「スピードマスター ムーンウォッチ 321 プラチナ」が発表されたのだ。
「スピードマスター ムーンウォッチ 321 プラチナ」は、サファイアクリスタル製のケースバック越しに、オリジナルの特徴を残したムーブメントを眺められる。42ミリのケースはその名が示す通り、ポリッシュ仕上げの特別なプラチナとゴールドの合金であるプラチナゴールド製。ケースは、ツイストラグが付いたアシンメトリーな形が特徴で、第4世代スピード マスターSTのケースデザインに着想を得たもの。ストラップはブラックのレザーにプラチナ製バックルを採用。ベゼルには、スピードマスターのアイコニックなデザインを踏襲しつつ、ブラックセラミック製ベゼルにホワイトエナメルでタキメータースケールが施された。

また、このタイムピースにはさらなる魅力が。ステップダイアルには、オニキスを採用し、18Kホワイトゴールドのインデックスと針(セントラルクロノグラフ秒針を除く)、オニキスのディープなブラックカラーが、完璧な調和を見せる。

もうひとつの特徴は、月隕石をあしらった3つのサブダイアルだ。スピードマスターが刻んだ月探査の歴史に敬意を表して、本物の月隕石のスライスがデザインに組み込まれ、月面で着用されたスピードマスターに搭載されていたキャリバー321との確固たる結び付きが表現された。

ムーンウォッチの歴史と本物の月の一部を所有できるこのクロノグラフは、宇宙への究極のロマンが詰まったタイムピースである。
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