マクラーレン・オートモーティブ×リシャール・ミルの初コラボレーション|RICHARD MILLE
RICHARD MILLE|リシャール・ミル
マクラーレン・オートモーティブとリシャール・ミル、
第88回ジュネーブ・モーターショーで初のウォッチを発表
マクラーレン・オートモーティブとリシャール・ミルとのコラボレーションによる「RM 11-03マクラーレン・オートマチック・フライバック・クロノグラフ」が登場した。素材、ディテール、デザインへのこだわりと、マクラーレン・マシンのデザインや超軽量化を可能にするテクノロジーを取り入れ、美観と機能の両面を併せ持ったタイムピースだ。限定500本で、マクラーレン・アルティメットシリーズの顧客に優先的に販売される。
Text by OZAKI Sayaka
マクラーレンの美観と技術を継承
マクラーレン・オートモーティブとリシャール・ミルは、コラボレーションによる初のウォッチ「RM 11-03マクラーレン・オートマチック・フライバック・クロノグラフ」を発表。
第88回ジュネーブ・モーターショーにおいて、マクラーレン・オートモーティブCEO、マイク・フルーウィット氏ならびにリシャール・ミルCEO、リシャール・ミル氏が開催したレセプションにて披露された。
世界500本限定で、主にマクラーレン・アルティメットシリーズの顧客に優先的に販売される。
「RM 11-03マクラーレン・オートマチック・フライバック・クロノグラフ」は、2017年のマクラーレン・オートモーティブとリシャール・ミルとのパートナーシップ締結以来、マクラーレンの設計ディレクター、ロブ・メルヴィル氏とリシャール・ミルのエンジニア、ファブリス・ナムラ氏との緊密な連携のもとに、独特のデザイン、新たな素材の利用、現代的なクラフトマンシップなど、相互の関心を融合させながら開発が進められてきた。
特に、マクラーレンのラグジュアリーなスーパー・スポーツカーから着想を得たデザインが、この特別なタイムピースに反映されている。
ケースは、TPT®オレンジクオーツが織り込まれたTPT®カーボン製。
マクラーレンブランドのカラーであるオレンジを取り入れつつ、さらにTPT®カーボンによってパフォーマンスを向上させ、過酷な環境下でも十分対処し得る高耐久性を発揮する。また、TPT®カーボン製ケースに取り付けられたチタン製プッシャーは、マクラーレン720Sの独特なヘッドライトを踏襲したデザインである。
マクラーレンのロゴが配されたベゼルに埋め込まれたチタンパーツは、象徴的なマクラーレンF1の吸気口を、またグレード5チタン製リュウズはマクラーレンの軽量ホイールのデザインを反映している。さらにラバー製ストラップには、マクラーレンのスピードマークのロゴが組み込まれ、余すところなくスーパー・スポーツカーの世界が表現されている。
RM 11-03マクラーレンは、オートマチックRMAC3キャリバー・メカニズム(2016年発表)、ならびにフライバック・クロノグラフと55時間パワーリザーブを装備。メカニズムをストップさせずにカウンターを瞬時にリセットし、クロノグラフ機能を直ちにリスタートすることが可能だ。この機構は、飛行中のパイロットがクロノグラフのストップ、リセット、リスタートを時間のロスなく操作できるように開発されたものである。さらにダイアルにはカレンダーとオーバーサイズデイトが表示され、精巧を極めたメカニズムを誇る。