WATCH & JEWELRY /
SIHH&BASEL
2015年3月27日
ヴァン クリーフ&アーペル|Van Cleef&Arpels|S.I.H.H. 2010
Van Cleef&Arpels|ヴァン クリーフ&アーペル
世界トップのハイジュエラーならではの
ロマンティックで贅沢な時計の世界がさらに発展
毎年、独自のロマンティスムを腕時計の形で見せてくれる、ヴァン クリーフ&アーペル。今年は「ポエトリー オブ タイム」という大テーマを掲げたモデルが登場した。
文=渋谷康人
今、もっともファンタジックでロマンティックな腕時計をつくっている時計ブランドといえば、それは間違いなくパリのハイジュエリーブランド、ヴァン クリーフ&アーペルである。2010年のS.I.H.H.では、昨年の「ポエティック コンプリケーション(詩情のある複雑時計)」というテーマを内包しながらさらに発展させた「ポエトリー オブ タイム(詩情がつむぎ出す時)」という大テーマを掲げた。時計師からエナメル職人まで、スイスが誇る最高峰の職人技の魅力を前面に押し出した、さらにファンタジックでロマンティックな作品を披露。どのモデルも腕時計が単なる「時を測る道具」ではなく、まだまだ無限の可能性を秘めた、芸術的で夢のあるアイテムであることを雄弁に語ってくれた。