ヴァシュロン・コンスタンタンのSIHH2019新作“フェニックス”|VACHERON CONSTANTIN
VACHERON CONSTANTIN|ヴァシュロン・コンスタンタン
不死鳥に着想を得た世界限定数1本の特別「レ・キャビノティエ・
グランド・コンプリケーション“フェニックス”」
ヴァシュロン・コンスタンタンより、プレSIHH2019新作として「レ・キャビノティエ・グランド・コンプリケーション“フェニックス”」がリリースされた。世界最高水準の時計製造を行なうレ・キャノビティエ部門のウオッチメーカーが創り上げた、世界限定数1本のダブルフェイス時計だ。
Text by OZAKI Sayaka
時計製造の高度な技術と、手彫りエングレービングが融合
18世紀以来、時計製造の高度な技術と創作への挑戦を続ける卓越したウオッチメーカーの伝統を守るヴァシュロン・コンスタンタンのレ・キャノビティエ部門が、新たにユニークピース「レ・キャビノティエ・グランド・コンプリケーション“フェニックス”」を誕生させた。
この卓越したマスターピースは、不死身の象徴であるフェニックスから着想を得て、15の複雑機構を備え、手彫りエングレービング技法による不死鳥の翼や優雅な動きといったディティールが表現された。ウオッチの表側と裏側には、パーペチュアルカレンダー、均時差、日の出と日の入りの時刻、天空図、四季、黄道12宮、月相と月齢、至点(夏至・冬至)、恒星時の時と分、パワーリザーブなどの表示が配された。また15の機能を締めくくるミニット・リピーターとトゥールビヨンが、このモデルに高貴な趣と威厳をもたらしている。
レ・キャノビティエ部門は、あらゆる部品を小型化してこれらの機能をケースの限られたスペースに収めることに成功。特筆すべきは、時計両面に配された2つの文字盤だ。スレートグレーの盤面に18KPGの針、インデックスが美しい調和を見せるとともに、高い視認性を確保するのだ。さらにケースとストラップには、ひと握りの職人のみが習熟した手彫りエングレービング技法による繊細なラインと、パウンス装飾(浅浮彫り)が施され、18KPG製ケースの表情と立体感を強調する仕上がりに。
この特別なダブルフェイスモデルのケースバックには“Pièce Unique”、“Les Cabinotiers”、“AC”(Atelier Cabinotiers)と刻印。贅沢なマカッサル・エボニー(縞黒檀)製の巻き上げ装置付きウッドボックス付属で、世界1本限定にて製作される。