世界初、水深120mまで計測可能な「レイダー・バシィ120メモデプス」|FAVRE-LEUBA
FAVRE-LEUBA|ファーブル・ルーバ
機械式ダイバーズウオッチで水深120m計測を
可能にした「レイダー・バシィ 120メモデプス」
スイスの高級時計ブランド、ファーブル・ルーバの新作「レイダー・バシィ 120メモデプス」がリリースされた。世界で初めて水深120メートルまで計測が可能で、最大到達深度を記録する“メモデプス”機能を搭載。深海探索のパートナーとなる、信頼に足るダイバーズウオッチだ。
Text by OZAKI Sayaka
伝説のモデル「バシィ」50周年を記念するアニバーサリーモデル
スイス・ジュラ山脈の南麓に位置するゾロトゥルンにあるファーブル・ルーバは「過酷な自然環境下においても実用的な腕時計を提供する」という目標に向かい、機械式時計の新機能を研究・開発を続けてきた。
そして2018年、ファーブル・ルーバが1968年に製造した世界初の水深計搭載の腕時計「バシィ」誕生50周年を記念し、新たな世界初に挑んだ後継モデル「レイダー・バシィ120メモデプス」がリリースされた。
機械式腕時計としては世界で初めて水深120メートルまで測定可能で、最大到達深度を記録する“メモデプス”機能を搭載する。
水深計は、ケースバックの開口部から水を取り込み、水はケースバックからチャンバーへと、水圧が増加するにつれて自社設計の「膜」を押し出し、機械装置によって膜の変化を検知する。それらは水深針に伝達され、潜水深度を表示する設計だ。水深計の開口部は、ムーブメントと遮断された密閉状態のため、内部への影響はない。
この自社設計の「膜」技術によって、深度は極めて精密に120メートルまで測定可能だ。
水深計には減圧停止が必要な5メートルと10メートルの2カ所に赤いマーク、30メートルまでは目盛りが細かく刻まれている。
さらに「レイダー・バシィ 120メモデプス」には、ダイビング中に達した最大深度を記録する機械式記録用装置“メモデプス”も搭載。3時位置の水深計は、4時位置のねじ込み式プッシャーでリセットされるまで、最大深度が表示される。
「レイダー・バシィ 120メモデプス」のデザインは、オリジナルモデル「バシィ」へのオマージュを込めた鮮やかかつ実用的なカラーリング。
“形態は機能に従う”という原則からインスピレーションを得た外観は、ファーブル・ルーバの歴史と現代的なデザインが調和している。
光がほとんど差し込まない深海でも、ダイアルの視認性は高く保たれ、必要な情報を読み取ることができる。