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2018年7月5日
1968年に誕生したダイバーズウオッチの名作を現代的にアレンジ|SEIKO
SEIKO|セイコー
ビジネス、カジュアルにも合う
ダイバーズウオッチの本格派
“ダイバーズウオッチの名機”と謳われた1968年誕生のセイコーのダイバーズウオッチ。そのオリジナルデザインに現代的なアレンジを加え、実用性を加味してリメイクされたのが本作だ。
Text by KOIZUMI Yoko
実用としての潜水性能を兼ね備えたメカニカルモデル
セイコーダイバーズウオッチの進化の過程は、国産ダイバーズウオッチの歴史と重なる。
1965年に発表された国産初のダイバーズウオッチは、1966年から4回に渡り、南極観測越冬隊の装備品として寄贈。1968年にリリースされた世界最高水準の10振動ハイビート300m空気潜水モデルと、1978年にリリースされた世界初のクオーツ式600m飽和潜水(※1)モデルもまた、冒険者たちと数々の極地に赴き、その信頼性を実証してきた。
この国産ダイバーズウオッチの歴史に残る2つのエポックモデルのエッセンスを凝縮し、JISやISOに準拠させつつ、現代のテクノロジーを用いたのが本作である。
オリジナルの特徴であるケースからラグにつながるミラー面と、ダイナミックなケースサイドの形状を踏襲しながら、現代的なすっきりとしたデザインにアレンジ。スリムなベゼルやモダンな時分針を採用して、スーツにもカジュアルにも合うスタイリッシュな印象に仕上げている。
本作は、プロスペックスのスキンダイビング用のレギュラーモデルとしてラインナップ。防水面では200m空気潜水用のスペックを持ち、逆回転防止ベゼルを備えた本格ダイビングにも使用できるスペックとなっている。
しかも4800A/mの直流磁界にさらされても影響を受けない耐磁性能(JIS耐磁時計1種)を備え、オフィスでも安心して使うことができるのだ。
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